\地元企業の技術を体感できる!/
大人もハマる「不器用ファクトリー」開催レポ
2026年8月22日(土)・23日(日)に、大阪府枚方市のKUZUHA MALL、南館ヒカリノモール1F SANZEN-HIROBAにて『不器用ファクトリー』が開催されました。
2023年にスタートして以来、今年で4年目となる開催。回を重ねるごとに、何度も参加する子どもたちや、子どもより夢中になっている大人も!




今回の開催は、9社の地元企業が集結。各企業の工夫を凝らしたワークショップを中心に、大阪・関西万博でも開催したへそバランサーやコラボメーカーズカードバトルなど様々なコンテンツが用意されていました。
ここからは、2日間の開催の様子をたっぷりとレポートします♪
不器用ファクトリーとは?
枚方・寝屋川を中心とした北大阪地域で活躍するものづくり企業が集まって、子どもたちにものづくりの楽しさを伝えるワークショップをイベント会場や各工場で開催。
「“できない”を楽しもう!ものづくりの楽しさを広く伝えるオープンファクトリー。」というコンセプトのもと、様々な企画を通して、モノづくりの現場のドキドキとワクワクを楽しみます。
◇開催概要


■不器用ファクトリー
開催日 :2026年8月22日(土)・23日(日)
時間:10:30〜17:30
開催場所 :①KUZUHA MALL 南館ヒカリノモール1階SANZEN-HIROBA
(大阪府枚方市樟葉花園町15-1・アクセス/京阪樟葉駅徒歩スグ)
各回開始時間
①10:30〜 ②11:30〜 ③13:30〜 ④14:30〜 ⑤15:30〜 ⑥16:30〜
参加企業数 :9団体
公式サイト:https://bukiyo-factory.osaka/
共 催 :ひらかた地域産業クラスター研究会(オープンファクトリー部会)/枚方市
協 賛 :枚方信用金庫
後 援 :大阪府/近畿経済産業局/北大阪商工会議所
協 力 :KUZUHA MALL /京阪電気鉄道株式会社/コワーキングスペース ビィーゴ/ダイコロ株式会社/テイク・ラボ/バイカイデザイン株式会社
事務局:ひらかた地域産業クラスター研究会オープンファクトリー部会(北大阪商工会議所 内)
◇イベント当日の様子【8/22(土)】
■オリジナルカードケースを作ろう! アクテック株式会社


オリジナルカードケースを作ろう!
あの「うまい棒ケース」と同じ材料を使ったオリジナルカードケースの製作ができます。
【所要時間】60分
【定員】1回6名
【参加費】無料
【持ち物】なし
【注意事項】小さなお子様には保護者の付き添いが必要です
■公式サイト:https://www.actec1972.co.jp/
■Instagram:@actec1972
一時期テレビやSNSでも話題となった「うまい棒ケース」。大人も子供も興味津々です!

子供の小さな手でも大丈夫!小さな軍手と小さなトンカチが用意されており、安全に楽しく、真剣にものづくりに挑めます。



一見似たようなパーツがたくさんありますが、長さや向きをきちんと確認して組み立てていく必要があります。大人が思わず手を出したくなりますが、それを拒む子供たちも!試行錯誤しながら作り上げていく姿は大人顔負けの真剣さそのものでした!
完成したケースにはおやつを入れたり、不器用ファクトリーオリジナルトレーディングカードを入れたりして、それぞれ楽しんでいましたよ!
■鉄板を使ったオリジナル置き時計! サンエス工業株式会社

世界にひとつだけ、オリジナル置き時計作り
鉄の板からできた素材を使って、自分好みの色やデザインを選んでオリジナルの置時計を作ります。
【所要時間】45分
【定員】1回最大6組
【参加費】無料
【持ち物】なし
【注意事項】
対象年齢:小学生
小さなお子様については兄弟姉妹が参加する場合は応相談
■公式サイト:https://www.sanesu-ind.co.jp/

テーブルには鉄板やネジなどのパーツが並びますが、まずは説明を聞きます。子供達にとっては普段あまり聞くことのないモノづくりのお話しや工場の仕組みなどをイラストや映像で子供達向けにわかりやすくお話しされていました。


子供向けワークショップとはいっても意外と大人も苦戦するような工程が。
この時計作りでは、土台の鉄板と型抜きされた鉄板を合わせながらモーターを取り付けたり、表裏両面を観察しながらボルトやナットを取り付けるため、苦戦している子供達も。大人や保護者の手を借りながら小さな穴に小さな手でパーツを取り付けていく一生懸命な姿を見ることができました。
「おうち持って帰って勉強机に飾る!」
「車のパーツみたいでかっこいい!」
実際に手を動かしながら作った時計は子供達にとっても宝物になりそうです!
■実際の工作機械を使ったナット作り! 株式会社大豊製作所


金属製造体験!!
ナットが上手につくれるかな?
実際に工作機械を使用!ねじとなる部分の穴あけをボール盤で加工後、手作業でのねじ立て体験。
【所要時間】45分
【定員】1回6名
【参加費】500円
【持ち物】なし
【注意事項】小さなお子様には保護者の付き添いが必要です
■公式サイト:https://www.kk-taiho.jp/

会場の外からも目につく大きくて本格的な機械。何やら金属の音も聞こえてきます。
こちらは、鉄の塊からナットを作るワークショップ。
「ナットを作る?」と、大人も興味が湧くようなワークショップで、本物の機械を自分の手で動かし鉄の塊に穴を開けていきます。大掛かりな機械ですが、子どもでも扱いやすいようにパネルが設置されていたり、力を入れやすいレバーがありました。

穴を開けて角を取ったら、次はネジが入る溝を作ります! これがまた難しい!

真っ直ぐ下に回してくことで溝が削られていきますが、水平も垂直も意識しながら回すのは難しく、横から覗いているうちに手元がブレて、機械のように正確に作るのは難しそうでした。
ひらガールひらいろ編集部も体験してみましたが、とっても難しい! 大人の方が頭で考えてしまい、気付いたら手元が歪んでいたなんてことも!


綺麗に溝が削れると、ナットがブレることなくスムーズに動くそう。スタッフの方にチェックしていただき、最後はお褒めの言葉をいただきました!


プレゼントでロボットキーホルダーも!
■手打刻で作るオリジナルキーホルダー! 株式会社ノボル電機




手打刻でオリジナルキーホルダーを作ろう
打刻印とハンマーを使い、アルミプレートにお好きなアルファベットや数字を刻印してオリジナルキーホルダーを作ります。世界にひとつだけの作品づくりをお楽しみください。
【所要時間】30分
【定員】1回最大3名
【参加費】500円
【持ち物】なし
【注意事項】小さなお子様には保護者の付き添いが必要です
■公式サイト:https://www.noborudenki.co.jp/




プレートにハンマーで名前や数字、言葉を刻印するキーホルダーづくり。アルファベットや数字、あと少しの記号だけの打刻印でしたが、子供の発想力は無限大!
記号と数字を駆使してイラストを作ったり、模様を作ったり。大人がハッとするようなデザインを作っていました。






とても小さいので保護者の方に支えてもらいながら打ち込む様子や、実際の工場の作業着を着て作っている様子が可愛らしいです!


最後はカバーを縁につけてチェーンを通せば完成! 世界に一つだけのキーホルダーです!
■謎解き食育ワークショップ! 吉泉産業株式会社




お料理探偵になってスーパーの料理の謎を解き明かそう!
身近なスーパーのサラダやお惣菜がどの様に作られているか、実際の商品を観察したり、謎を解き明かしながら学べる食育のワークショップとなっています。
【所要時間】30分
【定員】1回4名
【参加費】無料
【持ち物】なし
【注意事項】小さなお子様には保護者の付き添いが必要です
■公式サイト:https://yoshiizumi.com/


探偵帽子を被った子供達が集まっているのは、謎解きをしながら食育や機械の技術について学べるワークショップ。
スーパーに並んでいるカット野菜や魚の切り身。どうして形や大きさが違うのに同じ重さなんだろう。そんな謎を解き明かします。




人間の手では重さを正確に計量するのは難しいということを魚の形をした粘土を使って実際に体験します。そのあとに登場するのが実際の機械です!


今回はきゅうりを使った実演が行われました!




一人ずつきゅうりを機械にセッティングして、出てくる様子を眺めます。すると出てきたきゅうりはどれも同じように薄くスライスされています。
単純に均等な動作によって作業スピードを上げるだけでなく、カメラで食材を感知して瞬時にサイズや位置を判定することで、効率よく無駄なく食材を扱うためのAIの技術についてもみんなで一緒に学びました。
◇イベント当日の様子【8/23(日)】
■「いろいろキーホルダー工房~えらんで、つくって、持って帰ろう~」株式会社エムズコーポレーション


いろいろキーホルダー工房
~えらんで、つくって、持って帰ろう~
3Dプリンターで作った色とりどりのパーツを選んで、バリ取りを体験していただきます。その後にパーツの組み立てまでのワークとなります。
【所要時間】30分
【定員】1回10名
【参加費】1,000円
【持ち物】なし
【注意事項】小さなお子様には保護者の付き添いが必要です
◇株式会社エムズコーポレーション
■公式サイト:https://www.ms-corporation.jp/
■Instagram:@msjp.gram
■X:https://www.instagram.com/msjp.gram/


エムズコーポレーションは、大阪府四條畷市にある、製品を開発する際の「試作品」をつくる会社です。不器用ファクトリーで体験できるのは、3Dプリンターや加工技術を使い、アイデアや設計図を本物の形にしている過程を学べるワークショップです。
まずは好きな色や文字のパーツを選んでから、“バリ取り”といって不要な部分をヤスリで滑らかな状態にします。その後、バチっとなるまでスイッチを組み込んだら、あっという間にクリッカーキーホルダーが完成しました!
「B・U・K・I・Y・O」のように文字を並べることもできて、カラフルでとっても可愛いです!


完成したキーホルダーは、キーボードのようにクリックして遊ぶことができ、子どもから大人までハマってしまう心地よさ◎ ワークショップ中はスタッフの方が仕上げをしてくれたり、手伝ってくれるのではじめてでも上手くできなくても大丈夫。安心して体験できます。
実際に製品を作るときも3Dプリンターを使うそうで、スタッフの方によると、オフィスの中にもさまざまな備品が3Dプリンターで作られているとのこと!コーヒーのシロップやスティックシュガーを入れる収納箱などもピッタリサイズで作られているなどエムズコーポレーションさんならではのお話を聞くこともできました。



また工場見学できる機会があれば、注目してみたいポイントだワン!
■「熱処理を簡単に学ぼう!!」朝日熱処理工業株式会社


熱処理を簡単に学ぼう!!
プラスチック板に絵を描いて熱処理することで、「プラバン」を使ったオリジナルキーホルダー作りを体験して頂きます。
【所要時間】60分
【定員】1回5名
【参加費】無料
【持ち物】B5サイズの下書き(書きたいものがある場合のみ)
【注意事項】小さなお子様には保護者の付き添いが必要です
◇朝日熱処理工業株式会社
■公式サイト:https://www.asahi-nets.com/






朝日熱処理工業は、大阪府寝屋川市にある金属を「熱処理」を通じて、より強度を高めたり長く使用できるようにしたりする加工をしている会社です。ワークショップが始まったら、まずは朝日熱処理工業の会社のこと、そして「熱処理」とは何なのか、紙芝居を通して楽しく学びます。





紙芝居では、キャラクターになった金属が「熱処理」をすることでどう変化するのか、ストーリー性もあり子どもたちは興味津々でお話を聞いていました♪






ワークショップでは、オリジナルキーホルダーを作ることができます。B5サイズのプラスチック板にお絵描きして、トースターで熱を加える(=熱処理)と、あっというまにプラスチック板が小さく・固くなりました!
熱処理の大切さや仕組みを学んでから、実際にその熱処理を体験できるワークショップです。実際に固く・小さくなる瞬間を見届けようと、じっくり熱処理されていく様子を観察している子どもの姿が印象的でした♪


■「オーロラ色にひかるグリーティングカードつくり」エビス電子株式会社


オーロラ色にひかるグリーティングカードつくり
好きな色をカードに塗って、七色にひかる電気部品を使い手作りのカードをつくります。
【所要時間】60分
【定員】1回5名
【参加費】500円
【持ち物】色がついてもよい服装でお越しください
【注意事項】小さなお子様には保護者の付き添いが必要です
◇エビス電子株式会社
■公式サイト:https://www.ebisudenshi.co.jp/


エビス電子は大阪府枚方市にある電子部品の販売商社です。こちらのワークショップでは、電気部品を自分で組み立てて、オーロラ色に光るグリーティングカードを作ることができます。
まずは、エビス電子の会社について、イラストの描かれたボードを使いながら教えていただきました。






電気部品はかなり小さいので、慎重に組み立てる必要がありますが、スタッフの方が大きなボードを使って解説してくださるので、お手本を真似て一つずつ丁寧に組み立てていきます。
スタッフの方もすぐ側についてくださるので、わからないことがあればすぐに聞けたり、優しく手伝っていただけるのも安心です。小さいお子さんは保護者の方と一緒に進めてくださっていました!


そのあとは、お楽しみの装飾です。グリーティングカードのオーロラ部分を鮮やかな色味で塗ったり、ハサミで形を整えたり、用意されている木の画用紙を台紙に貼り付けていきます。お絵描きのフェーズになると、子どもたちは夢中で色を塗ったり、グラデーションを作ったりとそれぞれの個性が光ります!







最後にこちらのくまちゃんをカードの外側からくっつけると、電気が通ってLEDライトが光る仕組みになっています!ちなみに、このくまちゃんはスタッフさんの手作りだそうで、とっても可愛いですね♪


■「作って学ぶ金属探知機の仕組み!」株式会社 テイク・システムズ


作って学ぶ金属探知機の仕組み!
金属探知機作りを通じて電気製品の仕組みや成り立ちをご紹介!作った金属探知機は持って帰れます。
【所要時間】45分
【定員】1回6名
【参加費】800円
【持ち物】なし
【注意事項】小さなお子様には保護者の付き添いが必要です
◇株式会社 テイク・システムズ
■公式サイト:https://www.take-systems.co.jp/
■Youtube:https://www.youtube.com/@take-systems-hirakata




テイクシステムズは大阪府枚方市にある、モノづくりには欠かせない検査や点検、計測を支える会社です。ワークショップでは金属探知機作りを通して、電気製品の仕組みやその成り立ちを学ぶことができます。



毎回大人気のワークショップで、今回も事前予約で満枠でした!!


ワークショップの冒頭では、実際に使われている検査機器を間近でみたり、操作して学ぶことができます!子どもたちは、はじめて見る大きくてゴツゴツした機械に、興味津々の様子です…!




続いて、金属探知機の組み立てを慎重に行います。スタッフさんが丁寧に教えてくれるので小さなお子さまでも簡単に組み立てられますよ♪
実際に組み立てられたら、きちんと金属探知機が作動するかチェックの時間!一度席を離れて、会場内の金属を探して作動するか確認します。会場の手すりやパイプ椅子、お父さんのカバンなどあちこちで「ピー」という音がしていて、楽しそうな笑顔の子どもたちの表情が見られました!


チェックが完了したら、最後にプレゼントがもらえます。砂の中から金属を探して「お宝探し」!写真では少し伝わりにくいですが、金属探知機を作る際に出てしまう端材を使った、うちわ型のチャームをもらうことができました!


▽過去に行った工場見学レポート記事はこちら



45分間たっぷり使ったワークショップで、金属探知機は持ち帰れるので、お家に帰ってからも子どもたちの学びはぐんぐん広がります!
◇当日参加できるコンテンツ
各企業のワークショップ以外にも、当日参加できるコンテンツがありました!
■(自称)関西のへそバランサーを仲間と協力して完成させよう!


ものづくり“共創”ד競争”ワークショップ
関西の観光地が書かれたピンを、地図上のポイントに刺していく親子向けワークショップです。ピンを刺す場所や順番によってプレートのバランスが変わるため、親子で相談しながら、観察力や手先の感覚を使って完成を目指します。
【実施時間】随時
【所要時間】約10分
【定員】なし
【参加費】無料
【持ち物】なし




当日楽しめるコンテンツとして、関西の観光地や名産物が描かれたピンを指してバランスをとる「(自称) 関西のへそバランサーを仲間と協力して完成させよう!!」も用意されていました!二日目は予約枠が埋まってしまっていたブースも多かったのですが、当日ふらっと立ち寄られた家族や親子が、こちらで楽しんでいる様子も見受けられました。





編集部もはじめて挑戦してみたのですが、関西各地の名所を当てながらバランスを取っていくのがとっても楽しかったです!
こちらは大阪・関西万博で実施されたワークショップとのことで、大人も子どもも楽しめて学びながら遊べて楽しい思い出にもなりました!


■コラボメーカーズカードがもらえる!自分のデッキでカードバトルに挑戦!




当日は、ワークショップに参加すると、不器用ファクトリーオリジナルのコラボメーカーズカードがもらえます。今回のイベントでは、会場の一角に、このコラボメーカーズカードを使ったカードバトルができるブースも用意されていました!
これまでに参加してくれた子どもたちは分厚いカードデッキを持って対戦に挑んでいました。バトルのルールもシンプルで簡単なので、こちらも当日飛び入りで参加している子どもや、ワークショップ終わりに参加している様子が見受けられました。


次回の「不器用ファクトリー」にも注目!
次回は、10月31日(土)・11月1日(日)、樟葉駅前広場での体験型ワークショップに加えて、その後、11月7日(土)・14日(土)各企業の現地で行われる工場見学イベントを開催予定!
普段は入ることのできない工場で、実際の製造現場を間近に見られる貴重なチャンスです。ものづくりのプロたちの技を見て、触れて、感じられる不器用ファクトリー。ぜひ次回開催の情報をお楽しみに!



リピーターも増えつつある人気イベント。はじめての方でも楽しめる企画が盛りだくさんです。最新のお知らせは公式サイトをチェックしてくださいね。
◇これまでの「不器用ファクトリー」開催のようす
▽これまでの「不器用ファクトリー」のイベントレポもぜひご覧ください!
フォトギャラリー















