“できない”を楽しもう!今回も盛り上がった「不器用ファクトリー秋開催@くずはモール」のようす【開催レポ】

目次

\「不器用ファクトリー2024秋開催」に潜入!/
家族で楽しむワクワクイベントレポート

2024年11月9日(土)・10日(日)に、大阪府枚方市のくずはモールで、『不器用ファクトリー』が開催されました。

枚方市や寝屋川市のものづくり企業9社が集結し、体験型ワークショップを提供するこのイベントは、親子連れやファミリーで賑わいました。

不器用ファクトリーの特徴は、名前の通り”不器用さん”でも楽しめること。各企業のプロフェッショナルたちが初心者でもわかりやすくものづくりのコツを教えてくれます。

「うちの子にもできるかしら?」と思った方も気軽に挑戦できる雰囲気が魅力です。

ひらガール

ワークショップ参加者の真剣な表情や、完成した作品を手にしたときの笑顔が印象的でした。ものづくりの楽しさや達成感を家族で味わえる貴重な体験が詰まっていました。

それでは、にぎやかな会場の様子と9社による魅力的なワークショップのブースをご紹介していきます♪

イベント概要

開催日時:2024年11月9日(土)・10日(日)
開催時間:10:00〜17:30
各回開始時間
①10:30〜②11:30〜③13:30〜
④14:30〜⑤15:30〜⑥16:30〜
開催場所:KUZUHA MALL 南館ヒカリノモール1階SANZEN-HIROBA前

イベント内容

各企業が得意とする技術を活かした多彩なワークショップが勢揃い。会場では、子どもから大人まで笑顔があふれていました。各ブースの魅力を紹介していきます。

【ワークショップ一覧】~ものづくりのプロの指導でオリジナル作品を作ろう!~
【11月9日(土)】
・折り紙ランタン&お絵描きランタンづくり(株式会社IFA住宅設計室)
・世界にひとつだけの作品を作ろう!手作りフォトフレームと置き時計体験(サンエス工業株式会社)
・デザイナー体験!オリジナルのキラキラノートをつくろう!(ダイコロ株式会社)
・空気圧を利用した手のひらサイズのオリジナル射的砲をつくろう!(株式会社福井製作所)
・オリジナル砂時計を作ってみよう!手作り砂時計体験(ホソカワミクロン株式会社)
【11月10日(日)】
・オリジナルカードケースを作ろう!(アクテック株式会社)
・石で作る手作りランプシェード(大阪石材工業株式会社)
・ハンドクリームを作ろう!(香椎化学工業株式会社)
・交野の土で手ぬぐいべんがら染め体験(株式会社ファクトリー)

●折り紙ランタン&お絵描きランタンづくり(株式会社IFA住宅設計室)

建築のプロが教えるランタンづくり。本物の素材を使った「折り紙ランタン」と、自由な発想でお描ける「お絵描きランタン」の2種類から選べました。

折り紙ランタンは、光を通すと美しい陰影が浮かび上がり、建築模型のような完成度。自由に絵を描いて作るお絵描きランタンは、光と影のアートを楽しめます。

【折り紙ランタン】
杉の無垢フローリングをベースに、アクセントとしてチークの無垢板、真鍮や銅、シェードには光を通す和紙を使用。本物の素材を組み合わせたランタンは、経年変化も楽しめます。

手順:
・杉の無垢フローリングを土台に、チーク板をアクセントとして取り付ける
・光が透けるように設計された紙のシェードを折る
・土台にシェードを取り付ける

【お絵描きランタン】
お絵描きランタンは、自由な発想で楽しめるワークショップです。こちらは手軽に楽しめるので、特に小さいお子さんに人気!

手順:
・油性ペンを使って、思い思いの絵を描く
・絵が完成したら、板を組み立ててランタンの形に仕上げる

●世界にひとつだけの作品を作ろう!手作りフォトフレームと置き時計体験(サンエス工業株式会社)

普段は大規模な空調設備を手がけるサンエス工業株式会社が、子ども向けにアレンジした工作体験。

カラフルなボルト&ナット、かわいいシール、柔らかなフェルトなど、多彩な素材を使ってオリジナルのフォトフレームと置き時計を作ります。

【手作りフォトフレーム・置き時計】
カラフルなボルト&ナット、かわいいシールやフェルトを使って、オリジナルのフォトフレーム・置き時計を作ります。

手順:
・フォトフレームと置き時計のベースに、ボルトやナット、シールやフェルトなど自由にデコレーション

●デザイナー体験!オリジナルのキラキラノートをつくろう!(ダイコロ株式会社)

アルバムメーカーとして有名なダイコロ株式会社が開催する、子ども向けのユニークなワークショップ。今回は「将来なりたい職業」をテーマに、オリジナルのキラキラノートを作成します。

【キラキラノート】
タブレットを使って、表紙をデザインし、世界に一つだけのオリジナルノートが完成!

手順:
・なりたい職業のイラストを選ぶ
・自分の顔と選んだ職業のイラストと合成する
・色や文字、スタンプなどを追加して、キラキラ輝く表紙に仕上げる

●空気圧を利用した手のひらサイズのオリジナル射的砲をつくろう!(株式会社福井製作所)

株式会社福井製作所が提供する、空気圧を使ったユニークなワークショップ。今回は、3Dプリンターで作られた安全弁の模型とシリンジ(注射器)を組み合わせて、手のひらサイズのオリジナル射的砲を作ります。

【オリジナル射的砲】
安全な素材と構造で、親御さんも安心して子どもと一緒に楽しめるワークショップです。

手順:
・安全弁の形をしたパーツを組み合わせる
・シリンジを押し引きして空気を送り込み、射的砲を発射!

●オリジナル砂時計を作ってみよう!手作り砂時計体験(ホソカワミクロン株式会社)

ホソカワミクロン株式会社が案内する砂時計づくりは、参加者の好奇心をくすぐるブース。このブースでは、普段は工業製品の製造に使用される特殊な粉や砂を使って、オリジナルの砂時計を作ります。

【手作り砂時計】
手作りならではの温かみのある砂時計をつくるワークショップ。

手順:
・カラフルな砂を型に入れる
・砂時計の外側をシールでデコレーションする

●オリジナルカードケースを作ろう!(アクテック株式会社)

テレビでも話題になった「うまい棒ケース」と同じ素材を使った、オリジナルカラーのカードケースづくりワークショップ。アルミケースの端材を活用して、自分だけのデザインを楽しめるカードケースを作ります。

【カードケース作り】
色選びから組み立てまで、自分の手で作る楽しさを存分に味わえるワークショップ。大切なカードをしっかりと守る実用性とオリジナルデザインの楽しさが魅力です。

手順:
・好きなアルミの枠組みの色を選ぶ
・選んだ色の樹脂パーツを、ハンマーを使ってしっかりと固定します
・カードケースの底面に専用の板をぴったりとはめ込みます
・四隅に柔らかなフェルトシールを貼って仕上げます

ひらガール

今回ひらいろ編集部は、アクテックさんのワークショップに子どもと参加してきました!自分好みのカードケースが作れるということで、親子で楽しみにしていた、ワークショップの内容と作成手順を写真とともにご紹介します!

●まずは枠組みの色を選んでスタート!
最初に、カードケースの部品選びから始まります。カードケースの枠組みはアルミ製で、6色の中から好みの色を選べました。私たちは赤、青、黄、黒をチョイスしました。組み合わせ方も自由で個性が光ります!次に、カードケースに使う黒色の樹脂パーツを揃えます。

●樹脂パーツをハンマーでしっかり固定
部品が揃ったら、いよいよ組み立て開始です!
枠に樹脂パーツをセットし、ハンマーを使ってカチッとはめ込んでいきます。子どもも楽しそうにトントンとハンマーを振るっていました。力加減が難しい場面もありましたが、スタッフの方が優しくサポートしてくれたので安心です。

●底面・上面に板をセット
次に、底面・上面のガラス板をセットします。カードをしっかり守るための板です。中身が見える方がいい子はガラス板を、中身が見えないスタイリッシュなケースにしたい子はステンレス板の2種類から選びました。子どもたちは真剣な表情で、丁寧に板をはめ込みました。

●最後の仕上げ!四隅にフェルトを貼る
最後のステップは、ケースの四隅にフェルトを貼ることです。このフェルトは、中のカードが動かないようにするためのもの。子どもたちは楽しそうにペタペタと貼り付けていました。

●完成!世界に一つだけのオリジナルカードケース
オリジナルカードケースの完成です!自分たちで選んだ色やパーツが組み合わさったカードケースは、まさに世界に一つだけの特別なアイテム。子どもも「自分で作った!」と大満足の様子でした。

ひらガール

今回のワークショップでは、親は手伝わずに一人で黙々と作業をする様子を見守っていました。自分で色を選んだり、説明をよく聞いて自分で作る姿を見て成長を実感する機会となりました。ものづくりに興味がある方、親子で楽しめるアクティビティを探している方には、ぜひおすすめしたいワークショップです!

●石で作る手作りランプシェード(大阪石材工業株式会社)

石材加工の端材を使ったランプシェードづくりのワークショップ。お墓を作る際に出た石の端材 を再利用することで、環境に優しく、しかもおしゃれなインテリアアイテムを作れる楽しい体験です。

【石で作るランプシェード】
端材を活かしたエコなものづくりで、サステナブルなものづくりを体験できるワークショップです。

手順:
・石のスティックを金づちで約3〜4cmに割ります
・割った石を並べ、仮組しながらランプシェードのデザインを考えます
・形が決まったら、一度石を横に並べてからボンドで接着

ひらガール

今回ひらいろ編集部は、大阪石材さんのワークショップにも子どもと参加して「石あかりづくり」を体験してきました!ワークショップの様子を写真とともに詳しくレポートします!

●石スティックを金づちで割る
ワークショップが始まると、まず石スティックを渡されます。この石スティックを約3~4cmのサイズに金づちで割る ところからスタート。石を割る感覚は普段の工作ではなかなか味わえないので、子どもも興味津々でした。金づちで割る工程が一番楽しかったそうです。

●仮組みして全体のバランスをチェック
石スティックが揃ったら、次は仮組みの作業です。石台の上にペットボトルを置き、石の高さを揃えて並べてみます。ここではまだボンドを使わずに配置を決めていきます。どんな形にしようか、子どもは何度も置き直して試行錯誤していました。

●形が決まったらボンドで固定
仮組みで形が決まったら、一段ずつ横に置きながらボンドで固定 していきます。ここでのコツは、接着面のほこりをしっかり取り除くこと。細かい部分ですが、これで石同士がしっかりくっつきます。石を組み立てる作業は集中力が必要ですが、最後まで一人で創り上げる様子を見て、「集中力がすごい!」とたくさん褒めてもらいました。

●ボンドが固まったら完成!
ボンドがしっかり固まったら、完成です!帰宅後、石の間にキャンドルをセットし、火を灯すと温かみのある石あかりが完成しました。自然素材を使った温もりが感じられるライトで、インテリアにもぴったりです。

ひらガール

意思を割るところから始めるので少し難しそうに感じるかもしれませんが、スタッフの方の丁寧なサポートがあり、安心して参加できました。石の形や積み方によって、一つ一つ個性的な作品に仕上がっていました。

●ハンドクリームを作ろう!(香椎化学工業株式会社)

香椎化学工業株式会社が開催するのは、自分だけのオリジナルハンドクリームが作れるワークショップ。大切な人へのプレゼントにもぴったりなアイテムです。

【ハンドクリーム作り】
乳化(にゅうか)技術を使って水と油を混ぜ合わせる本格的な体験ができるだけでなく、パッケージデザインも楽しめる充実の内容です。

手順:
・スタッフの方から乳化のしくみを教わりながら、ハンドクリームを作る
・ハンドクリームが完成したら、専用の容器にカラフルなマーカーで自分だけのオリジナルラベルを作成!

●交野の土で手ぬぐいべんがら染め体験(株式会社ファクトリー)

地元・交野の土から抽出した染料を使う、伝統的なべんがら染め体験。土から生まれる優しい色合いが特徴で、ナチュラルな風合いを楽しめるのが魅力です。

染め物初心者でも安心な、丁寧な指導とわかりやすい工程で進められました。

【手ぬぐいべんがら染め】
交野の豊かな自然から生まれた天然のべんがら染料を使い、しぼり染めの技術で自分だけのオリジナルう手ぬぐいを作れる体験。

手順:
・染める前に結び目を作ったり、輪ゴムで縛ったりして、生地に模様をつけます
・赤みがかった土色や、優しいオレンジ色など、好みの色を容器に用意します
・手ぬぐい生地を染料に浸し、しっかりと揉み込んで色を馴染ませます
・染めた生地はしっかり乾燥させます

●ワークショップに参加して特典カードをGETしました!

ワークショップに参加した方には、特別なコラボマスターズカードをプレゼント!企業の特徴や技術が詰まったこのカードは、他では手に入りません。

参加者全員に配布されるので、ゲットしたら家でも楽しめます!

●大人気!コラボマスターズ体験会

会場内でひと際盛り上がっていたのが、コラボマスターズ体験会。このゲームは、企業の特徴や技術を学びながら対戦できる新感覚のカードバトル。

「この企業のカード、こんな技があるんだ!」 と驚く子どもたちや、 「このカードを組み合わせると効果が倍増する!」 など、戦略を練る楽しさに大人も子どもも夢中になっていました。

ルール説明は、大阪工業大学の学生たちが丁寧にサポートしてくれるので、初心者でもすぐに楽しめました。

●特別企画!秘密をのぞき見!?没入体験型バーチャル工場見学

今回のイベントでは、バーチャル工場見学も実施されました。予約不要&無料で体験できるこのコーナーでは、各企業の工場の中を動画でのぞき見。まるでその場にいるかのような臨場感が楽しめます。

工場の内部を巨大な半球スクリーンでリアルに体験。ゲームをしながら楽しめました。普段は入れない工場の裏側を覗けるこの体験に、子どもから大人まで大興奮!工場の仕組みやものづくりの秘密を学ぶ貴重な機会です。

次回の「不器用ファクトリー」は2025年2月の工場見学!

今回のイベントでバーチャル工場見学を体験した後は、ぜひ実際の工場見学にもご参加ください。2025年2月に開催予定の「不器用ファクトリー」では、普段は入れない工場の中を特別に見学でき、ものづくりの現場を直に体験できるチャンスです。

ものづくりの現場を、より深く体験できる特別な機会をお見逃しなく!

次回の開催も楽しみですね。最新情報は公式サイトをお待ちください。

以上、2024年11月9日、10日に開催された “できない”を楽しもう!『不器用ファクトリー』のレポートでした!

ひらイヌ

次回の工場見学で、さらに新しい発見と体験をしにきてね!

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