都会的で自然にも恵まれた、いいとこどりの「枚方市」
大阪市内へも京都市内へも30分程度でアクセスできるベッドタウン。
「枚方」と書いて、「ヒラカタ」。
マイカタと間違われることもありますが、それすらも地元のネタとして楽しむ朗らかな街。
大阪府の北東部、大阪と京都のちょうど中間に位置する枚方は、思い立ったその日にでも、大阪・京都・奈良にある日本有数の観光名所へも日帰りで充分楽しむことができます。
枚方市駅前には蔦屋書店を核とした提案型百貨店「枚方T-SITE」などの商業施設があり、そこからほど近くには、歴史風情あふれる町家や古民家カフェが立ち並ぶ京街道も。
また、市内南東部に位置する穂谷地区の豊かな里山は「にほんの里100選」にも選ばれ、コスモス畑が満開になる実りの秋には収穫祭も行われます。
枚方は、まさに都会的な面も里山ののんびりとした面も併せ持つ、いろいろな楽しみ方ができる街です。
枚方市のDATA
中核市
人口:394,013人(令和6年2月1日時点)(大阪府下4番目)
面積:65.12㎢
市の木:「柳(ヤナギ)」
市の花:「菊(キク)」「桜(サクラ)」
市の鳥:「川蝉(カワセミ)」
枚方市公式サイト:https://www.city.hirakata.osaka.jp/
枚方市の歴史
昭和22年に大阪府下12番目の市として誕生した枚方市。
「ひらかた」の由来は定かではありませんが、奈良時代の歴史書である『日本書紀』には「比攞哿駄(ひらかた)」と記されており、歴史深い地であると言われています。
また江戸時代には、淀川水運の京都伏見と大阪八軒家を結ぶ「三十石船」の中継港として、京都と大坂間の水陸交通の要衝「枚方宿」として繁栄。
その当時の淀川で「餅くらわんか、飯くらわんか」と言った、乱暴な「くらわんか」という売りの言葉とともに漕ぎ寄せる小舟は「くらわんか舟」と俗称され、三十石船の道中の名物になっていました。
そのほか、古くは旧石器時代の遺跡、さらには古墳や国の特別史跡に指定されている場所もあり、歴史ロマンが詰まった街でもあります。
枚方市の観光スポット
まずはここを押さえておけば楽しめること間違いなしの、枚方メイン観光スポットをご紹介します。
◇ 日本最古の遊園地「ひらかたパーク」
現存する日本最古の遊園地「ひらかたパーク」は、今もオリジナリティとセンスあふれる企画が全国から注目され、関西ではユバーサルスタジオジャパンに次いで多い入園者数を誇りながらも、変わらず地元に愛され続ける唯一無二のレジャー施設として愛される枚方のランドマークです。
■ ひらかたパーク
住所: 〒573-0054 大阪府枚方市枚方公園町1-1
TEL: 0570-016-855
営業時間:詳しくは公式サイトをご確認ください
公式サイト:http://www.hirakatapark.co.jp/
Instagram:@hirakatapark
アクセス: ひらかたパークへのアクセス方法
◇枚方T-SITE
蔦屋書店創業の地でもある枚方市。そんな枚方の中心となる枚方市駅前で新たなシンボルマークとなっているのは、複合商業施設「枚方T-SITE」。
ショッピングはもちろん、くつろげるスペースも多く、自分のライフスタイルに刺激を与えてくれるような生活提案型の新感覚の百貨店として、多くの人が訪れている場所です。
館内には、ランチやディナーがゆっくり楽しめる飲食店から、銀行・蔦屋家電、さらにスーパーまで、ジャンルも多岐に渡ります。どこへ足を踏み入れても雰囲気を損なわず、楽しめる空間づくりも特徴です。
■ 枚方 T-SITE
住所:大阪府枚方市岡東町12-2
アクセス:京阪電車「枚方市駅」南口より徒歩1分
TEL:072-861-5700(10時〜19時)
営業時間:7:00〜23:00
(店舗により営業時間・定休日が異なります。詳細は各店舗情報を御覧ください)
公式サイト:https://store.tsite.jp/hirakata/
インスタグラム:@hirakata_tsite
◇ くずはモール
枚方市民の中でも、とりあえず休日は「くずはモール率高め」という学生やご家族も多い商業施設。
ショッピングはもちろん、映画を観たりイベントに参加することもできるくずはモールには全国的な注目ショップが入ったりとトレンドが集まる場所です。
また、手作りマルシェやパン・スイーツマルシェも人気イベントのひとつとなっています。
■くずはモール
住所:〒573-1121 大阪府枚方市楠葉花園町15-1
TEL:072-866-3300
公式サイト:http://kuzuha-mall.com/
Instagram:@kuzuhamall_official
◇ 枚方宿
江戸時代に東海道品川宿から数えて56番目の宿場町として栄えた枚方宿。
枚方宿の『宿』は『宿駅』を意味しています。枚方宿は、貨客を運搬する際に必要な人や馬を継ぎ立てる「中継所」として栄えていました。
そんな枚方宿は江戸時代の参勤交代の際には紀州徳川家が宿泊するなど、色濃い歴史が残る街道です。
今でも街道沿いでは、老舗のお味噌や和菓子店、そして古民家を改装した雑貨店や飲食店も多く立ち並び、枚方を代表するおでかけスポットとなっています。
また、毎月第2日曜には、こだわりの手づくり市「枚方宿くらわんか五六市」も開催。
枚方市駅〜枚方公園間の京街道にて、約200店舗のブースが並びます。
近隣の人気店も五六市に合わせた限定メニューを販売するなど、市内外からたくさんの方が訪れる人気のイベントです。
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◇ 淀川河川公園 枚方地区
京都から大阪を流れる淀川。
大阪の淀川河川沿いに広がる淀川河川公園 枚方地区には、野球やサッカーができる淀川スタジアムやBBQ広場などがあり、人々の憩いの場所となっています。また寛平マラソンや枚方パークラン、近年には花火イベントも充実しています。
枚方市駅・枚方公園駅からも徒歩圏内で行くことができます。
■ 淀川河川公園 枚方地区
住所:大阪府枚方市三矢町
公式サイト:https://www.yodogawa-park.jp/annai/hirakata/
アクセス:
・電車
京阪枚方市駅下車徒歩10分
京阪枚方公園駅下車徒歩5分
・車
阪神高速守口線守口出口から約20分
新名神高速道路高槻インターから約20分
・バス
京阪バス「枚方公園口」下車徒歩約5分
電話:06-6994-0006(淀川河川公園 守口サービスセンター)
◇ 山田池公園
山田池公園は、四季折々の花と豊かな自然が楽しめる市民の憩いの場。
都市公園法施行50周年記念事業による「日本の歴史公園100選」にも選定されています。
ひらかたパーク約5個分の広さを有する大阪府営の都市公園に指定の園内には、北側に「山田池」、南側にはバーベキュー場や展望広場があります。
園内ではレジャーシートを持ってきてピクニックやお花見などを楽しむ人も多く見られます。
春にはソメイヨシノなど満開の桜並木、新緑と小鳥のさえずり、夏には涼しい木陰、秋の紅葉、冬の池に群れる水鳥たちなど、季節によって様々な風景を見ることができます。
■ 山田池公園
住所:大阪府枚方市山田池公園1-1
電話:072-851-4761
公式サイト:https://yamadaike.osaka-park.or.jp/
Instagram:@yamadaikepark
◇ 穂谷・杉地区(奥ひら)
自然が広がる枚方の里山「穂谷」。ここには収穫された野菜や果物をいただける、枚方唯一の農園やお店が集まります。
秋には一般の方も参加できる「収穫祭」も開催され、自分で枝豆やさつまいもの収穫も体験できます。
日常の喧騒から離れ、季節の風を感じながら、伸び伸びと過ごせる枚方自慢の里山です。
有機循環農法で育てた農園の素材を使ったお料理が味わえる農園レストラン「杉・五兵衛」。
観るだけでなく、自然の香りを感じられる広々とした農園内では動物と触れ合ったり、農作物の収穫体験も行われています。
◯農園 杉・五兵衛
住所: 大阪府枚方市杉責谷1丁目951番
電話: 072-858-0070
公式サイト: https://sugigohei.com/
Instagram: @koushiki_nouen.sugi.gohei
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◇ ELE HOTEL KUZUHA
「 ELE HOTEL KUZUHA」は、樟葉駅から徒歩4分にあるホテル。2023年3月31日にオープンしました。
(※2023年12月01日 よりホテル名が「HOTEL ASGARD」より「ELE HOTEL KUZUHA」に変わりました)
宿泊利用のお客様は会社員の方の出張であったり、中には長期滞在をされる方も。
ホテルの1階には、ピザやカレー、ドリンクやスイーツが手軽に食べられる「Café la Route 121/ カフェラルート イチニイイチ」もあります。
こちらは一般の方も利用できるカフェとなっています。
近隣の住民の方もランチを食べにきたり、コーヒーとスイーツを食べに来られる方も多いです。
■ ELE HOTEL KUZUHA
住所:大阪府枚方市町楠葉1丁目5-5
電話:072-856-7808 FAX:072-856-5568
チェックイン:15:00
チェックアウト:10:00
アクセス:京阪本線樟葉駅徒歩4分
駐車場:ご宿泊者専用駐車場 6台(内1台優先駐車場)
※事前予約制になりますのでご利用の方はホテルにお問い合わせください
公式サイト:https://hotelasgard.jp/
そのほか、枚方市駅近くには大阪と京都が一望できるホテル最上階でスカイスパを堪能できる「カンデオホテルズ大阪枚方」が2024年6月30日に開業予定となっています。
枚方市の見頃の花
春の花
夏の花
秋の花
冬の花
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