アトリエ河川敷

移転の経緯

お話を聞いたのは店主の森辺彩子さん。

まずはお店を移転をされた経緯についてお聞きしました。

以前の桜町のお店もとても気に入っていた森辺さん。

レトロな外観や内観を活かしたお店作りをしていたものの建物自体も古く、少しずつ「移転」を意識し始めていました。

そんな中、鍵屋別館で部屋がひとつ空いたというお話が。

本当はもう少し広いところにしようと考えていましたが、鍵屋別館は人気のある場所。迷っている暇はありませんでした。

多少狭くはなるけど、1階の一番手前という好立地。ここに移転することを決めました。

移ってみると、居心地もよく、みなさんからも好評。

より淀川河川敷からも近くなり、ご両親も含め周りの人々から「ちょうどいい場所」と喜ばれたそうです。

お花屋さんをはじめたきっかけ

会社員として、販売店で野菜や果物を扱っていた経験があり、「季節を感じ、移り変わってゆくもの」をお客さまに届ける面白さ、奥深さに気づいた森辺さん。

もともと好きだったお花にもその共通点を感じ、さらに花の魅力に惹かれ、実務経験を経てお花屋さんをすることを決意しました。

始めは花市場で働きながら、香里園のグルテンフリーのケーキ屋さん「Patisserie Amie（パティスリーアミ）」で間借りをさせてもらう形でスタート。その後、桜町にお店を出しました。

店名の由来もお聞きしました。

もともとご実家が河川敷のすぐそばにあり、そこからの景色がとても好きだった森辺さん。
河川敷では散歩やスポーツ、ピクニックや楽器の演奏など、いろんな人たちが日々さまざまに行き交い、自分の時間を過ごしています。流れる川とともに映る、その穏やかで優しくておおらかな景色を、いつも自分自身の土台にしたいという想いからこの名前を選んだのだそうです。

お花へのこだわり

アトリエ河川敷では定番のお花というものはほとんどなく、季節の移ろいととも品揃えを楽しんでもらい、実際にご自身で手にとって選んでもらいます。

大切な日のお花はもちろんのこと、毎日の暮らしの中のお花として触れてもらいたいという思いから、花の魅力を感じつつも華やかすぎない「シックな色合い」「ナチュラルな雰囲気」といったものを重視して選ばれています。

一方で、ちょっとした非日常を演出する「変わった色や珍しい形」のお花も。

SNSなどを見て来られるお客様も増えていることから「想像していた花屋さんだった」「行って良かった」と思ってもらえるように、お花やグリーンをしっかり陳列し「お花屋さん」のイメージを大切にしています。

グリーンやドライフラワーなども揃えており、ナチュラルな雰囲気を求める方に人気。

12月頃からはクリスマスリースやお正月飾りの材料を求める方が増えることもあり、ドライフラワーになるお花やグリーンもたくさん並びます。

アトリエ河川敷主催のワークショップや、迎春アレンジメント・しめ縄の販売も予定しています。 迎春のお花のお渡しや切り花の販売は年末ギリギリまで行っているのも嬉しいポイントです！

その他のアイテム

お花以外にも、いっしょに楽しむアイテムも。

メッセージカードや、アロマキャンドル、布花のコサージュなどのオリジナルアイテムも揃えています。

お花を束ねていただきました

せっかくなので、お花を束ねていただきました。

お客様の中心は30代から40代の女性が多いそうですが、最近は男性のお客様が女性への贈花やプレゼントなどで選ばれることも増えているそうです。

オンラインショップでのお花の販売、オンラインでの予約の受付など、気軽に注文してもらえる工夫もされています。

店舗に頻繁に来られないお客様のために、今後は月1回程度の「お届け便」（定期便）も。お家のテーブルで飾るサイズのサブスクリプションサービスなど、皆さまにより気軽にお花を手に取ってもらえる機会を計画しています。

束ねていただいたお花はこんな感じに仕上がりました！秋が感じられるほっこりした色の組み合わせです。

ナチュラルなお花と華やかなお花とのバランスが心地よく、お部屋に飾ると場がふんわりしそうですね。

自分でお花を選ぶもよし、おまかせで束ねていただくのも大歓迎。

贈り物や日常のお花として、ぜひアトリエ河川敷で実際にお花を見てみたり、手に取ってみてください。

きっと喜んでもらえること間違いなしです。

店主・森辺彩子さんからメッセージ

大切な方への贈りもの、ご自宅用やディスプレイのお花など、さまざまな機会にご利用頂けると嬉しいです。 ぜひお気軽にご相談ください。

店舗概要

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