北海道から沖縄まで美味しい特産品が勢揃い!まるで旅行気分が味わえた「枚方市友好・交流都市物産展」をレポート【レポ】

目次

\全国から集まった特産品大集合!/
まるで日本の名所を食べ歩く旅行気分が味わえる「枚方市友好・交流都市物産展」をレポート!

2024年11月16日(土)、17日(日)に、枚方市岡東町にあるニッペパーク岡東中央にて、「2024年度 枚方市友好・交流都市物産展」が開催されました。

”友好・交流都市”とは?
枚方市では毎年、友好・交流都市が集い、それぞれの‘まち’の魅力を発信する場として友好・交流都市物産展を実施しています。

友好都市とは、教育・文化・産業などの分野で相互に交流を行うものです(高知県四万十市、北海道別海町、沖縄県名護市)。交流都市とは、住民の皆さんや民間団体がテーマに沿った交流を行い、それを行政が支援する取り組みです(北海道伊達市、奈良県天川村、長崎県波佐見町)。

各地の特産品が揃う友好・交流都市物産展。大阪ではなかなか買う機会が少ない商品もあります

物産展でお得なグルメや名産品を見つけましょう!
枚方市公式サイトより

街の名品やおすすめのアイテムが並ぶ物販ブース、そして地産のうまいもんから新商品も集まる飲食ブースなど、枚方をはじめ、枚方の友好都市や交流都市のおすすめ特産物が大集結です!

イベント概要
開催日時:2024年11月16日(土) 11:00~16:00
          17日(日) 10:00~15:00
開催場所:ニッペパーク岡東中央
開催HP【11月16・17日 令和6年度物産展】友好・交流都市の特産品が枚方へ大集合! | 枚方市ホームページ

↓告知記事はこちら

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人気芸人さんの登場に、会場も湧いていました!
ひらいろ編集部 みゆう

たくさんの人で盛り上がっている物産展に、ひらいろ編集部もお邪魔してきました!
それでは各ブースをレポートしていきますよ~♪

友好都市:北海道 別海町

こちらは会場中を食欲そそる香ばしい香りで包んでいた北海道 別海町。
北海道の中でも東部に位置し、東京23区の2倍以上の非常に広大な面積を持っています。

そしてなんと別海町は日本で一番牛乳がとれる町で、生乳生産量も日本一ということもあり、ブース内にはたくさんの乳製品がズラリと並びます。

そんな別海町の牛乳には、2つの秘密が隠れています。

1つ目はパックです。
この3角形の牛乳パック、懐かしい~と感じる人も多いのではないでしょうか。実は年々四角い形の紙パックが主流となり、今では唯一別海町だけでしかこの形の牛乳パックはありません。

そして2つ目は味です。
通常一般的な牛乳は、120度の高温で2秒間ほど加熱して殺菌されます。
ただそうすることで、牛乳本来が持つ風味が失われてしまいます。その点この別海町の牛乳は、90度の低温でじっくり殺菌し、風味を残すという手間暇かかった牛乳なのだそう!

そして牛乳だけではありませんよ~

別海町ブースは、海にも面しておりホタテは物産展でも大行列ができるほどの盛況ぶりでした。

別海町のホタテは、「地巻き式」という稚貝を海底に放流してから3、4年後に底引き網で漁獲する方法で漁獲されます。

そのため、放流しても、ほぼ天然と同じような環境で、大きく育つため他の産地と比べても、特に甘みが強いのが特徴です。

大ぶりなホタテを、バターと醤油でいただきます!
濃厚で風味豊かな香りがたまりません〜♪

また別海町には全長26キロが砂でできた半島があり、冬になると湾の中の水が凍り海の上を歩けるのだとか。
そんな地域ならではのお話が聞けるのも、物産展の魅力です!

市民交流市:北海道 伊達市(だてし)

ひらいろ編集部 みゆう

続いては北海道の西部にある伊達市を紹介します!

伊達市は、農産物が豊富で物産展にも多数のお野菜を出展されていました。

寒冷な気温を活かした「伊達野菜」と呼ばれるお野菜は、甘みの強さが特徴です。
実際に伊達市でも、その時採れた旬の野菜を農家さんが持ち寄り販売する市場のような場所があるそうです。

まさに、その時々でしか出会えない”一期一会な野菜が伊達野菜です。

300円のジャガイモ詰め放題もありましたよ~!!

ビニール袋を貰っていざ挑戦!

コツを教えていただいて予め袋を伸ばしてから始めてみました。

袋の手持ち部分から、ジャガイモがこぼれて意外と難しかったです⋯
しかし、新鮮で盛りだくさんのジャガイモのお土産が出来て大満足です♪

帰ってさっそく「じゃがバター」にしていただきました。ホクホクで、皮まで一緒にいただけましたよ~!

市民交流都市:奈良県 天川村

今回唯一の関西圏の出展地区となる奈良県 天川村。
天川村には美しい川や渓谷が多くキャンプ場としても人気の高い場所なので、訪れたことがあるという人もいらっしゃるのではないでしょうか?

天川村の一番の魅力は何といっても日本名水100選にも選ばれている「ゴロゴロ水」です。
年間60~70万人ほどの方が訪れるという天川村で、夏場はほとんどのお客さんが「ゴロゴロ水」を使ったゴロゴロサイダーを飲んでいるのだとか!

そしてブース内では、天然のイノシシ肉を使用したアツアツのお料理がいただけます!

いただいたのは、イノシシ肉の焼き肉とぼたん鍋。
狩りたてをすぐに調理するので、全くお肉の臭みがない天川村のイノシシ肉。

焼肉も旨味が濃く、ガツンとした赤みが「お肉食べてるなぁ~!!」という満足感を感じさせてくれます。

めっちゃ目立っていた看板

他にも、バニラビーンズがふんだんに入った贅沢プリンや、珍しいジビエの缶詰めも売っていました。

そして「山したたるエール」は、イチゴを使ったクラフトビールです。
黒川夏イチゴ」という品種のイチゴを使った商品で、1300~1800メートルほどある標高を活かした夏にとれる希少なイチゴを使った商品。

みなせんもぜひ一度ご賞味あれ!

ひらイヌ

綺麗な天川村の景色が登場するインスタグラムも要チェック!

友好都市:高知県 四万十市

四万十川で有名な高知県四万十市。
物産展には珍しい商品が多数出品されており、自然以外にもたくさんの名物があることをこの物産展で知ることが出来ました!

突然ですが、この機械なんだと思いますか??




正解は、焼栗機なんです!焼きあがった焼栗の優しい匂いにつられてたくさんの人で行列が出来ていました。

栗といえば「ホクホク」なイメージがありますが、この焼栗は「ねっとり」!
濃厚で凄く甘くてびっくり!

そしてこちらには、中目黒の野菜スイーツ専門店『パティスリーポタジエ』の柿沢安耶シェフがプロデュースしたという、四万十素材を使用したかりんとうのシリーズ「40010(しまんと)」。

ひらいろ編集部 みゆう

なんといっても私のおすすめはこのかりんとうです!

今回、そのシリーズからプレーン・青のり・だし醤油を販売されていました。
私は海苔味を頂いたのですが、海苔の風味と塩気とかりんとうが”甘じょっぱくて”食べる手が止まりませんでした。

そして高知県といえば、カツオも有名。
中でも名産品である「宗田節」は”生節”といって、そのまま丸かじりできる逸品!

そんな宗田節の美味しい食べ方を高知県から来てくださったお二人に紹介していただきました。

そのまま食べてももちろん美味しいですが、スライスしてサラダやカプレーゼ、さらには丼としても食べることができるのだそう!
皆さんも是非一度召し上がって見て下さい♪

市民交流都市:長崎県 波佐見町

お次は、佐賀県との県境にある、長崎県波佐見町を紹介します!

皆さん真剣な表情で、何かを探しています。。。

そう、波佐見町のブースでは「波佐見焼」の食器類をリーズナブルな価格で購入できました!!

沢山ある中から、お気に入りの波佐見焼探し。

まるで宝探しをしている気分です!

近年波佐見町は人口減少や少子化の影響で、後継者不足が深刻となっています。
そこで「もっと多くの人に波佐見焼きを知って欲しい」と、より幅広い世代の人から受け入れられるよう新たなデザインの波佐見焼も増えているのだそう。

女性に向けた、ニュアンスカラーのお洒落で可愛らしい食器もたくさんあります。

中でも、ネットでは売り切れ続出の商品がこちら。
波佐見焼の器の中にクッキーを詰め込んだ、とても素敵な「陶箱クッキー」です!

波佐見焼は、同じ型を作ってその型で多くの焼き物を作る手法ですが、型が消耗すると使えなくなり捨てることになります。
そこで、その使わなくなった型を砕いて肥料にし、お米を育て、そのお米を使った米粉で作ったのがこちらの「陶箱クッキー」です。

まさにSDGsな商品で、見た目も可愛くプレゼントにもピッタリです!

いただいた、麩菓子も波佐見焼を肥料にして作られたお米からできています。

抹茶チョコレート味がしっかり沁み込んでいて美味しかったです♪

そのほかにもバリエーション豊富な波佐見焼の器が並び、お茶碗や湯呑みだけでなく、デイリー使いできそうなマグや作り置きや保存容器としても使える可愛らしい器もご用意されていました。

凄く素敵なインスタグラムも投稿されているので是非フォローしてみて下さい。

友好都市:沖縄県 名護市

那覇空港から高速で約1時間半。
琉球在来種の「アグー豚」でも知られ、沖縄の名品である「ソーキそば」発祥の地でもあります。

会場でひときわ目を惹いたこちらの綺麗な女性は、「第50代さくらの女王」の方です。
毎年、桜が咲くころに「桜祭り」というお祭りが名護市で開催され、そこで任命されるのだそうです。

そんなさくらの女王に名護市の魅力を教えて頂きました。

名護市は、沖縄県の北部に位置し那覇から車で1時間半ほどの場所にあります。

沖縄の中でも珍しい”3つの海”と”森”に囲まれた自然豊かな場所です。

よく耳にする「あぐー豚」を復活させたのも名護市といわれているんです。

中でも名護市のおすすめは、名護市でしか手に入れることの出来ないお土産が揃う「道の駅 許田」です!

道の駅「許田」は、エメラルドの海に臨む沖縄第一号の道の駅。
北部12市町村の特産品がたくさん販売されていて、今回はそこで販売されている特産品をたくさん出展されているとのことでした!

こちらのチョコもちもその一つ。
見た目はパウンドケーキのようなケーキっぽさがありましたが、食べてみると「もっちもち」な食感でとても面白く、クセになる味♪

名護市では他にも、「シークワーサー摘み祭り」があったりと、他の沖縄では体験できないイベントなども開催されているそうです。

▽ステージイベント

会場のステージでは、本場沖縄の伝統芸能も披露され、歌や太鼓のリズムに合わせて踊られる迫力を感じました!

ちなみに太鼓の革は丈夫で破れにくい牛皮が使用されていますが、沖縄では豚や山羊、馬の皮なども太鼓の皮として使用されてきた歴史もあるのだそうです。

さらに物産展開催中には「わらかた」が同時開催され、会場を沸かせていました!

イベントチラシ

目玉企画となったのは、漫才ネタや、枚方出身のCOWCOW×祇園スペシャルステージ!

枚方出身のお笑い芸人「COWCOW」
お笑い芸人「祇園」

ハンドベルで「あたりまえ体操」など、ここでしか見られない貴重なコラボも実現!
たくさんの方が写真を撮りながらネタを楽しみ、楽しいひとときを過ごしていました。

▽枚方からも多数出店

今年は、枚方市からも新たな出店が登場!


ひらかた東部地域を「奥ひら」として盛り上げようと取り組まれている奥ひら実行委員会より、枚方市東部地域で採れた野菜などを活用した「奥ひらラーメン」や、穂谷で採れた野菜、さらには穂谷産ホップを使ったクラフトビールなどの販売も行われました。

枚方メンマ
THE HOTANI CRAFT

穂谷の里山が生み出す恵みと魅力あふれる美味しいものがたくさん!
そのほかにも近年には、枚方の特産物として発展させたいと工夫を凝らした商品が多く、様々なお店で取り組みが行われています。

枚方の名品をもっともっと応援したいですね!

▽イベントまとめ

がま口財布を持ってお買い物していたくらわんこに遭遇〜!

枚方はもちろん、友好都市や交流都市の様々な魅力に触れることができ、いろんな発見のあるイベントでした。

枚方に日本の北から南まで多くの地区が参加して下さったおかげで、一気に日本一周した気分になれました。

枚方市友好・交流都市物産展は毎年行われているので、是非みなさんも参加してみて下さいね!

編集部もたくさんの美味しいお土産をゲットしました!

イベントギャラリー

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