長屋つぎのひ

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枚方公園で立ち上がった長屋再生プロジェクト

京阪枚方公園駅から徒歩3分ほど。地元の人しか通らないような道を、奥へ奥へと歩いていくと、古びた長屋の一群が見えてきます。

昭和レトロ……というには年季が入り過ぎていて、お世辞にも風情があるとは言いがたい様相。そんな長屋を見て、むしろワクワク感を持たれたお二人がいました。

ひらいろのデザインも手がけられているデザイナーの平岡直樹さんと、企画の浜島宏征さんです。

平岡直樹さん
浜島宏征さん

とあるきっかけでこの場所を見学すると、ひと目で「面白そう!」と思われたお二人。
こうして長屋の再生プロジェクトが始まりました。そしてそれを快く迎え入れたのが、長屋の大家さん 白石光さんです。

白石光さん

長らく時間の止まっていた長屋に新たな息吹が吹き込まれると、とんとん拍子に進んでいった長屋再生プロジェクト。全くのもぬけの殻だった所から、今ではほとんどの部屋が埋まっている状況。いまこの瞬間も長屋つぎのひは日々変化しています。

今回はそんな枚方公園にある築50年以上の長屋に、新しい風が吹かせた平岡さん浜島さん、そして大家の白石さんに、長屋つぎのひの再生のきっかけについてお話をお伺いしました。

長屋つぎのひ

住所:大阪府枚方市枚方元町4-70
営業時間:各スペースをご確認ください。
アクセス:京阪枚方公園駅 東出口から徒歩約3分
駐車場:なし
駐輪場:数台分あり
Instagram:@unname.row

▼地図ではこちら

きっかけは中国茶カフェFLOWLIFESTYLEさんでの出会い

そもそも長屋つぎのひは「レンタルスペース枚方元町」を運営している白石さんのご実家が長らく所有されている土地。

住人は随分前に退去されて手付かずになっていた長屋でしたが、再生のきっかけは、白石さんと平岡さんが中国茶カフェFLOW LIFESTYLEさんで知り合ったことからでした。店主のコウさんから白石さんの紹介を受けた平岡さんは、そこで長屋の存在を知ります。

白石さんは言います。
「しばらくして平岡さんが浜島さんを連れて長屋の見学に来たんですけど、むしろ浜島さんの方がテンションが爆上がりして、“イベントとか出来るじゃないですか!めっちゃいいですね!”って言ったんですよ(笑)」

以前から事務所をさがしていた平岡さんと、何か面白いことが出来る場をさがしていた浜島さん。二人の好奇心によって長屋再生のプロジェクトはスタートしました。

「長屋にはボットン便所しかなかったため、まず共同トイレを設置するために下水工事を行いました。他にも看板を作ったり、少しずつ準備していきました」と平岡さん。

その間、浜島さんは長屋のチラシを作成すると見学会を随時開いていき、興味を持たれた方に長屋の魅力を発信していきました。

「僕は、自分が住んでいる町で何か新しいことを生み出したいと常々考えていたので、この長屋を見せてもらった時は本当にワクワクしました」と、笑みをこぼしながら浜島さんは言います。

2024年12月には地鎮祭を実施。翌年2025年5〜6月にかけて、本格始動に向けてアートイベントも開催。
この頃にはそれぞれでお店もオープンされはじめ、長屋全体が一気に活気を見せはじめました。

実はこの頃、長屋にはまだ名前がありませんでした。
9月になってようやく共同トイレが設置されると「トイレ開きセレモニー」が開かれ、そこで長屋の名前を発表。

その名前が「つぎのひ」。

そこには、“次の日”という日常的だけど確かな未来を感じることばと、大家さんの白石光さんの名前と人柄から、次の光が灯っていくようにという想いが重ねられました。

ここまでと、これからの「長屋つぎのひ」

朝市、畑、移動ライブラリー、マルシェなど、さまざまなイベントや活動が展開されて賑わいを見せる「長屋つぎのひ」。

今後の展望についてお聞きしました。

白石さん

今後は若い人や挑戦したい人がここで表現したり、やりたいことを実現できるように支えていきたいです。朝市などもやっているので、おじいちゃんおばあちゃんのちょっとした困りごとにも応えられる場所になればと考えています

平岡さん

色んな方、職種を問わず、シームレスな交流が出来る場所になればと思っています

浜島さん

長屋でさまざまなことをしながら、他の場所へもカルチャーが発信されていくポンプ場(心臓部)のような場所にしたいですね。目指すは“インディペンデントなT-SITE”です

今も毎日、長屋の再生に励んでいるみなさん。
これからの展開に期待です。

店舗一覧

店舗概要

長屋つぎのひ

住所:大阪府枚方市枚方元町4-70
アクセス:京阪枚方公園駅 東出口から徒歩約3分
駐車場:なし
駐輪場:数台分あり
Instagram:@unname.row

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