ぽんつく堂

目次

枚方公園のレトロなアパート103号室
古本と印刷のお店「ぽんつく堂」

枚方公園駅から徒歩5分の閑静な住宅街。

その街の一角にあるレトロなアパートの103号室にあるのが、古本と印刷のお店「ぽんつく堂」です。

古本との出会いを求めてくるお客さんや、遠方から印刷の依頼をしにくるお客さんもいる「ぽんつく堂」。

今回は店主の六野さんに、お店を開くことになったきっかけや、古本と印刷について、そして「zine(ジン)」と呼ばれるニューメディアについてのお話を伺ってきました!

ぽんつく堂

場所:大阪府枚方市桜町4-8桜園マンション103
電話番号:090-8857-4365
営業時間:
土曜 14:00~18:00(臨時休業あり)
そのほか予約にて平日17:20以降、土曜日午前中、日曜日も開店可能。※要相談
アクセス:枚方市駅から徒歩5分
駐車場:無(原付、自転車の駐輪所有)
Twitter:@pontsukudo
Instagram :@pontsukudo

ひらガール

週末のお出かけ先にピッタリなお店です♪

ぽんつく堂を開いたきっかけは?

リソグラフの印刷機を置く場所を探していた六野さん。いつものお散歩コースにあって、ずっと気になっていたレトロな建物を思い出しました。

大家さんに相談してみたところ、お店として借りることもできるとのことで、今まではお散歩コースにあった“気になるレトロなアパート”が、六野さんのお店「ぽんつく堂」になりました。

六野さん

せっかくなら誰でも入れるお店を開こうかなぁと思ってぽんつく堂をOPENすることにしました。

平日は学校関係のお仕事をされている六野さんですが、やはり本業とぽんつく堂の両立は難しいところもあるそうで…平日に頭をたくさん使って、お店のことやzineのことを考える余裕がなかなか取りづらいこともあるとのことでした。

そんな中でもどうしてお店を続けることができるのか、その理由を聞いてみました。

六野さん

お客様の声が励みになっています。

「ぽんつく堂に来るとほっとする」
「近くに印刷を頼めるお店があってよかった」

などのお声をいただけると、頑張ろうと思えますね。

古本屋さんってどんな本がある?

本棚を見ていると、料理に関する本が沢山あったり、旅行関連の本が置かれていたり、ものづくりの本があります。本の種類も小説、雑誌、絵本、図鑑など多岐に渡り、ジャンルも種類も様々な本が置かれています。

ぽんつく堂の魅力の1つが六野さんのセレクトの本をじっくり見られるところです。お店の方向性を決めて、それに合った本をセレクトしていくので、一部は新刊もあったり、買取をしたり、全国から取り寄せたりして「ぽんつく堂」のラインナップを作っています。

まるで宝探しのように、お店の隅から隅までじっくりと本を見たり、今日の気分で店主の六野さんにセレクトしてもらうのも良さそうですね♪

いつの間にかこんなに時間が経っていた!と驚くほど見どころがたくさんのラインナップです。

zine(ジン)とは?

【zine(ジン)とは?】
個人またはが発行する冊子・出版物のこと。テーマを持った独創的でおしゃれなzineが出版され、世の中に出回っている。SNSではzine関連のコミュニティもあり、対面での販売イベントやzine専門書店なども存在している今注目のニューメディア!

※人によって解釈が異なる場合もあります。

ひらイヌ

名前の由来は諸説あるけど、magazinezineからという説が覚えやすそうだね。

たくさんのページがあるものも、たった1枚のものでもzineと呼べるので、誰でも気軽に作れるのがzineの良いところです!

何か伝えたいことがあったり、残しておきたい記録があったり、個人的なものでも、そうでなくても、何でもOKの寛容なメディアなので、気になった方はぜひ一度ぽんつく堂にzineを見つけに行ってみてくださいね。

六野さん

zineは大手の出版社からは拾われない、一市民の声を聞けるところがいいなぁと思っています。

誰でも気軽に作れるzineの作り方を紹介!

店主の六野さんもご自身で発刊されているというzineですが、意外と気軽に作ることができます。

その作り方というのも、まず書きたい内容を決めたら、原稿を書いて、印刷をしてもらい、製本するだけ!

完成したzineは知人に配ったり、SNSで発信してみたりしても良さそうですね。珍しいリソグラフ印刷が注目を浴びるかもしれません!

【zineの作り方】
1. テーマ・内容を決める
2. 原稿を書く
3. 目次とページ
4. 原稿を順番に並べる
5. 紙の材質とインクの色を選ぶ
6. 原稿を割り付ける(ページを組んでいく)
7. 印刷してもらって製本する

印刷料金は、印刷する枚数や紙のサイズ、インクの色数などによって異なります。例えば、A4の白コピー用紙に2色で片面印刷を30枚すると1,500円です。

・印刷する紙のサイズ、材質、色
・インクの色数(青/緑/赤/蛍光オレンジ)
・片面 or 両面印刷

zineを作る時はいつもより上質な紙を使ったり、複数色を組み合わせたりして、オリジナリティ溢れる作品することでよりzine作りが楽しくなりそうです!

六野さん

お手伝いすることもできますので、まずは気軽に相談してくださいね

色紙と色インクでポップなリソグラフ印刷ができる

イエローの紙に蛍光オレンジと緑の色インクで刷られたリソグラフ印刷

六野さんがとある大阪のブックイベントで見つけた、カラフルで可愛らしいzineは、普通の印刷と違って黒ではなく、色インクで刷られていたのが印象的だったそうです。

その可愛らしいポップな印刷を見て「リソグラフ印刷機が欲しい…!」と思い、購入を決意されました。

大きな機械の中には、これまた大きなインクがセットされています。ぽんつく堂ではインクの色は4色から選べます(青、緑、赤、蛍光オレンジ)。

印刷料金は、A4片面の1色刷りで30枚1,000円〜です。両面刷りや、何色刷りにするか、印刷部数によって料金は異なるので、気になる方はぽんつく堂さんに相談してみてくださいね。(ぽんつく堂のお問い合わせ先メールアドレスはこちら

ひらガール

町内会や子供会などのイベントチラシでリソグラフ印刷をすれば、いつもと違ったおしゃれなチラシが作れるかも!

ぽんつく堂の店主六野さんおすすめの本(zine)

●個人的な生理のはなし

「生理はタブー」という風潮をなくす小さな手がかりにしたい。という想いでぽんつく堂から発刊されたzineです。『個人的な生理のはなし』は①と②が出版されています。(好評につき③の出版も構想中とのことでした!)

全国から「私も自分の生理の話を書きたい!(というか、書いてもいいよ)」という方10名以上の経験談が書かれています。

六野さん

興味本位で読める「生理の本」です。男女問わず、皆さんに一度手に取ってみていただきたいです。

お店のようす

店主の六野さんからメッセージ

zineに興味のある方ぜひ遊びにきてください!zineを作ってみたいけど、どうやったらいいかさっぱり…という方、ご相談に乗ります!お気軽にお越しください。

「すりすり会」という印刷交換会のイベントも随時開催しています!全国から集まる印刷の原稿を、ぽんつく堂に送っていただき、印刷して、みなさんのものを1部ずつまとめてお送りしているイベントです。

最新情報はTwitterをチェックしていただければと思います。

すりすり会で集まった原稿

ぽんつく堂 店舗概要

ぽんつく堂

場所:大阪府枚方市桜町4-8桜園マンション103
電話番号:090-8857-4365
営業時間:
土曜 14:00~18:00(臨時休業あり)
そのほか予約にて平日17:20以降、土曜日午前中、日曜日も開店可能。※要相談
アクセス:枚方市駅から徒歩5分
駐車場:無(原付、自転車の駐輪所有)
Twitter:@pontsukudo
Instagram :@pontsukudo

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※記事は取材時点の情報です。最新情報は各webサイトなどでご確認ください。

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