枚方にお住いの方も、そうでない方も。
長く住んでいる方も、最近引っ越してきた方も。
実はまだまだ枚方の知らないことがたくさんありそう。
そんな枚方のこと(主に歴史や地理など)を少しずつ、少しずつ、ご紹介していくコーナー。
枚方の北の端、ほぼ京都府八幡市との境目にある「楠葉台場跡」。
台場と言えば、某テレビ局がある東京のお台場を思い出しますが、その語源は「砲台を設置する場所」を意味します。
江戸の幕末に黒船が開国を迫った時、異国船を打ち払おうとする「攘夷」運動が起こりました。
東京のお台場は、江戸を護るために設置されましたが、楠葉の台場は京都を護るという名目で勝海舟を奉行として淀川沿いに設置されました。
しかし、実際は当時幕府と対立していた長州(現・山口県)藩士等が都に出入りするのを取り締まることが目的で、京街道の関所も兼ねていました。
河川に設置された台場は珍しく、国の史跡に指定され、今は公園として整備されています。
くらわんこ&ひらにゃんこ
新選組や幕末の志士も通ったんだワンね!
「楠葉台場跡」概要
●楠葉台場跡
大阪府枚方市楠葉中之芝2丁目
アクセス:
・電車
京阪橋本駅下車徒歩約11分
京阪楠葉駅下車徒歩約25分
・バス
京阪バス「北くずは」下車徒歩約10分
↓地図ではこちら
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