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枚方の最北端にある国史跡「楠葉台場跡」とは?
枚方市楠葉の北端にある楠葉台場跡は、現在は見晴らしの良い歴史公園になっています。
ここにはかつて江戸時代に淀川を見張る、大きな番所がありました。
楠葉台場は京都防衛のために江戸幕府により築造された河川台場です。
設計の総責任者は勝海舟で、「稜堡式」という西洋式築城技術を採り入れ、慶応元年(1865)に完成しました。
土塁と堀で囲まれた約3万8千平方メートルの台場は、3カ所の砲座や、番所・火薬庫を備える大規模な施設で、京街道を引き込んで関門としての機能を併せ持つなど、軍事施設と交通施設が同居する珍しい特徴を持っていました。
平成23年2月7日、史跡に指定。
枚方市公式サイトより
↓地図ではこちら
楠葉台場の目的
幕末期、開国を求める異国船が大阪湾にも入ってきたので、淀川を遡り京都へ侵入するのを防ぐために築造した藻だとされていますが、京都と大阪を結ぶ教会堂のルートを曲げて台場内部を通過させていることから、実際は関所(関門)として尊王攘夷派らの京都侵入を取り締まることにありました。
( ー 掲出看板より)
楠葉台場の構造
楠葉台場跡は現在きれいに整備された広い公園に!
現在の楠葉台場跡は、周辺と中に遊歩道が設置されており散歩ができるようにきれいに整備されています。
周りや中をぐるっと歩けるようにきれいな遊歩道が整備されています。散歩におすすめ!
京阪電車もよく見える楠葉中之芝の楠葉台場跡
楠葉台場跡から京阪電車がよく見えるので電車が好きな方の撮影スポットとしても楽しめる場所かもしれません。
電車好きのお子さんも喜ぶこと間違いなし!
京阪電車の中からもよく見えるので、ここはなんだろう?と、気になっていた方もいらっしゃるかもしれませんね!
楠葉台場跡 概要
「楠葉台場跡」概要
●楠葉台場跡
大阪府枚方市楠葉中之芝2丁目
アクセス:
・電車
京阪橋本駅下車徒歩約11分
京阪楠葉駅下車徒歩約25分
・バス
京阪バス「北くずは」下車徒歩約10分
枚方市公式サイト
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