ふらっと立ち寄って心をゆるめる。
枚方産にこだわった手作りランチ・ドリンクを取り揃え、親しみやすい本が並ぶ移動式ブックカフェ
京阪本線の御殿山駅から徒歩2分のカフェで、土曜日に間借りで営業をしている「渚ノヱン」。

枚方産の新鮮な食材を使ったランチやカフェメニュー、からだ想いのドリンク、そして店主がセレクトした素敵な本たちがお出迎えしてくれる素敵なブックカフェです。

おひとりさまで静かに読書に没頭したい日や、ちょっと一息つきたい時にピッタリなこの場所。
今回は、渚ノヱン店主のそらみちさんに活動を始めたきっかけや想い、こだわりなどをお話をお伺いしてきました。
住所:大阪府枚方市御殿山町6-5 まるいきっちん(間借り営業時)
営業時間:11:00〜17:00
営業日:土(不定休あり、その他イベント出店情報などはInstagramへ)
アクセス:京阪御殿山駅徒歩2分
駐車場:無(近隣のコインパーキング)
駐輪場:なし
Instagram:@en.nagisa
facebook
▼地図ではこちら
ひらガール変わらないそらみちさんの活動への想いや、おすすめのメニューなどたっぷりご紹介します!
福祉の経験から生まれた、年齢や立場を超えて「みんなが集まれる場所」への想い


現在も福祉のお仕事を続けられている店主のそらみちさん。東大阪などでの活動を経て6年前に枚方へ来られました。
実は10年以上前から、当時の職場の上司に「事務所の一角に自由に読める本を置いて、本も読める交流の場を作りたい」と「まちライブラリー」の仕組みを提案していたのだそう。当時は実現に至りませんでしたが、その想いはずっと胸の中で温められていました。
まちライブラリーとは
まちライブラリーは、いつでも誰でもどこでも始めることができる、「本」を通じて「人」と出会うまちの図書館です。個人や団体が、自宅や店舗、病院、学校などの一角に本棚を設置して本の貸し借りなどを行う場として全国に広がり、今では図書館や公共施設、商業施設、サービス付き高齢者住宅などにも広がっています。多様な人たちがそれぞれの想いをもって展開する活動になっています。
(まちライブラリー公式サイトより引用)
そんなそらみちさんが開業へ大きく踏み出したきっかけは、数年前のとある出来事でした。



数年前、激務で倒れてしまって。このままでは何もせずに人生が終わってしまう…と危機感を抱きました。
一度職場に復帰してからは時短勤務にしたのですが、勤務時間は短くなったものの業務量は変わらず、さらに辛い状況に追い込まれました。
このまま仕事を続けることに限界を感じたそらみちさんは、一旦フルタイムの仕事を辞め、ちょうどその時目に入った広報誌に載っていたのが、枚方市立地域活性化支援センターの「創業実践塾」でした。
フルタイムを辞めて時間的にも余裕があったタイミングだったので、創業実践塾に通うことを決め、本格的に開業の準備を1年かけて進められました。
創業実践塾を卒業後、樟葉にある「まちライブラリーとかとか」営む浪本さんに今後のことを相談した際、「うちでやるイベントに出店したらええやん」と声をかけてもらったそう。「渚ノヱン」として、初めて出店したのが、このイベント(ピンクの他人プロジェクト)でした。





まちライブラリーのお店の前で、私も”まちライブラリー”として出店するというちょっと不思議な形でしたが、後ろの荷台に本を乗せた屋台風の自転車を持って出店しました。




実際、どのくらいお客さんが来てくれるのか未知数でしたが、自転車の屋台が目に新しかったのか、屋台や本に興味を持った人が集まってきました。
置いてある本やそのタイトルをきっかけに、「うちにも同じ本がある!」「この本が好き」「実は昔こんなことがあって!」などと自分の話を楽しそうにしてくれるお客さんの姿を見て、「一緒の空間を共有してお茶を出してお話を聞く」というスタイルの心地よさと楽しさを感じられたそうです。



出店を始めた頃は、忘れ物をしたり、屋外の風で物を飛ばしてしまったりと大変なこともありましたが、通りがかったお客さんが笑顔で拾って助けてくれて、周りの人の優しさに支えられながら歩みを進めてこられました。


「渚ノヱン」という店名の由来は、枚方市元町にある平安時代の史跡「渚院跡」から。
身分の隔てなく人々が集まり、一緒に歌を詠み合ったとされる歴史的な背景になぞらえ「どんな立場の人でも関係なく集まれる場所にしたい」という想いで、屋号としての「渚ノヱン」という名前を10年以上前から決めていたそらみちさん。


今もその想いは変わらず、活動を続けられています。




本を通じた交流と気持ちをシェアできる、心ときめくオープンな空間


お店の中に並ぶたくさんの本は図書室のように「ご自由にお読みください」というスタイル。そらみちさんがみんなに読んでほしいと思った本を中心に、お客さんが持ってきてくれる本や、絵本作家の方が手書きで作った本など、バーコードの無い本も含め普段はあまり見かけない珍しい本が並んでいます。
さらには、「娘が中学校で作った絵本だけど、ちょっといい話だから置いてほしい」とお父様が持ってこられた本など、一冊一冊に温かいストーリーが詰まっています。





ひとはその時々で惹かれる言葉が違うので、良い出会いがありますようにと願って、わざとジャンルレスな本を取り揃えています。


そらみちさんが目指すのは、単に癒されるだけのカフェではなく、自分の気持ちややりたいことを外に出せるオープンな場所。
店内にあるノートには、訪れたお客さんの推しについてのコメントや、その時の気分、かわいらしいイラスト、イベント時に小学生が熱心に書いてくれた仕掛け付きのメッセージなど、訪れた方の気持ちが自由に表現され、大切に共有されています。
枚方産にこだわった手作りランチ・カフェ
現在お店は、土曜日に御殿山駅徒歩2分の「まるいきっちん」を間借りして営業しつつ、イベントへの出店なども含め移動式で営業中です。
ここからは土曜日のカフェ営業で食べられるランチやドリンクのおすすめメニューを紹介します!
◯ 枚方産お野菜と日替わりおかず 穂谷産レンゲ米のおむすびランチ ちいさなデザート付き


そらみちさんご自身も穂谷の農家で働かれていたこともあり、使う食材はできるだけ枚方産や近郊のものを使用することにこだわっているそう。
ランチプレートは、穂谷の農家さんのレンゲ米のおむすびに、毎回変わる地元野菜の副菜、メインのおかずに、枚方産の野菜スープがセットになっています。さらに、手作りのスコーンやミルクアイス、コーヒーゼリーなどから選べる小さなデザートも付いてきます♪



ボリュームたっぷりな手作りランチを食べれば、午後からも頑張れそうだワン!
◯ オリジナルブレンド珈琲


ドリンクメニューも、そらみちさんのこだわりがたっぷり詰まっています。 イチオシは、枚方にある「後珈琲焙煎所」さんと3時間もかけて試作したというオリジナルブレンドの2種。


1つ目の「blend なぎさ」は、スペシャリティコーヒー豆100%使用「ハッとしてすっと消える」のが特徴の王道の一杯です。珈琲だけでも飲みやすく落ち着ける香りが広がります。
2つ目の「blend えん」は、そらみちさんご自身がカフェインが得意でないことから、美味しいカフェインレスコーヒーを必ず作りたかったそう。こちらもスペシャリティコーヒー豆100%使用です。




他にも、枚方でハーブ農園を営むwaramoHERBの大森さんの畑で採れた、ハーブティーが苦手だった店主も美味しく飲める「ハーブティー」。
出雲大社のしめ縄にも使われるまこも。交野産のまこもの葉を乾燥させた「まこも茶」や、冷やしても甘みがある「和紅茶」など、からだ想いのラインナップが揃います。




期間限定のドリンクも。こちらは杉の「ひらかたくだもの園」さんの梅シロップです。(無くなり次第終了)



ドリンクメニューはなるべく身体に優しいものを用意しています。ドリンクを飲んで、身も心もほっと一息していただけると嬉しいです。
◯ 珈琲ゼリィ(ミルクアイスのせ)


スペシャリティーコーヒーのオリジナルブレンドを使用したコーヒーゼリーに、自家製のミルクアイスがトッピングされた数量限定のイチオシメニューです。
ちなみに、取材時にいらっしゃった常連さんのイチオシメニューだそうで、実際に私もいただいてみて、ミルクアイスの優しい甘味と、ゼリーのほろ苦さが一口食べるごとに広がって、何度でも食べたくなるのがよくわかりました!(記事を書いている今も、珈琲ゼリィが恋しいです…笑)


遊び心をくすぐられる渚ノヱンのオリジナルガチャ


店内に設置されていたのは渚ノヱンのオリジナルガチャ!渚ノヱンのメニューがキーホルダーになっています。
カプセルの中には、小ぶりでどこにでも付けたくなるスコーンのキーホルダーとおやつ、そして本から引用されたメッセージが入っていました。(内容はランダムです)









SNSやネットのおすすめではなく、偶然、運命的に出会った言葉は、どこか特別でハッとする言葉や本に出会えるかもしれません◎
店主からのメッセージ
おひとりさまでも、誰かでも、どんな人でも気軽にきてもらえると嬉しいです。
ご飯の利用でも、ドリンクと本を読むだけでも大歓迎です!ぜひゆっくりしてもらえると嬉しいです。
癒やされる場所はたくさんあるけれど、「自分のやりたいことや気持ちを外に出せる場所を作りたい」と語るそらみちさんの想いが、お店の隅々にまであふれている「渚ノヱン」。
今度の週末は少しだけ自分を甘やかして、のんびりとしたご自愛時間を過ごしにお出かけしてみませんか?



最新の営業日や出店のお知らせは、インスタグラムをチェックだワン!
店舗概要
住所:大阪府枚方市御殿山町6-5 まるいきっちん(間借り営業時)
営業時間:11:00〜17:00
営業日:土(不定休あり、その他イベント出店情報などはInstagramへ)
アクセス:京阪御殿山駅徒歩2分
駐車場:無(近隣のコインパーキング)
駐輪場:なし
Instagram:@en.nagisa
facebook
▼地図ではこちら
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