フィリピンの子どもたちが教えてくれた”豊かさ”とは
アートでつなぐ支援と文化「We Art Philippines報告会」
2025年1月25日(土)、枚方市楠葉にあるまちライブラリーとかとかにて、「We Art Philippines報告会」が開催されます。
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このイベントは、2024年11月25日~12月11日にフィリピン・ネグロス島で実施されたアートプロジェクトの報告会であり、現地の子どもたちとの交流を通して得られた感動や学びを共有する場です。
ネグロス島で生まれた「We Art Philippines」とは
「絵の具は高価なので、子どもたちは触れる機会さえないんです」
その言葉をきっかけに始まった「We Art Philippines」プロジェクト。
電気も通らず、水道は共同、最低限の暮らしさえ厳しい地域に住むフィリピン・ネグロス島の山岳地帯に住む子どもたち。
そんな彼らに、長年子どもたちとアートに取り組むアーティスト沖明日香さんが、大きな布に手や体を使って大胆に絵の具を塗るライブペイントを提案しました。
今回はこのプロジェクトに日本からの参加者親子もたくさん加わり、アートを通した日比交流となりました。 フィリピンってどんな国? フィリピンのこども達は、初めて触れた絵の具で何を感じたの? 日本とフィリピン、こども達に違いはあるのかな。
知らない国や違う環境、社会問題とアートの関わり。支援とは何だろう。
(とかとか 公式サイトより引用)
知れば視界が開かれ、新たな疑問も湧いてくるでしょう。あなたの日常生活やこれからの教育・社会についても何かの発見があるはずです。
与えられたのは、彼らなのか?
私達だったのか。
「参加型アート」で生まれる一体感
沖明日香さんのライブペイントは、「参加型アート」とも呼ばれます。従来の「描く人」と「観る人」という関係を超え、誰もが描く人であり、誰もが観る人となる。
全員が参加して創り上げるアートです。
今年の“We Art Philippinesプロジェクト”は、カバヤブサンの小学校の生徒達とアートツアーに参加した日本の子どもたち、そして両親が交流し、共に作品を創り上げました。
テーマは「フィルターを通して見る世界を感じる」。
光を通す布にペイントを施し、いつもと違う世界を感じる試みです。半年かけて見つけた特別な布で、参加者たちは言葉や国籍を超えて自由に表現し合いました。
子どもたちは全身を使って絵の具と戯れ、笑顔と歓声に包まれた熱気あふれる時間となりました。
アーティスト沖明日香さんについて
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沖 明日香(アーティスト)
芸大に進学し現代美術に加え絵画療法など教育的な観点で美術を研究。
卒業後は教員免許を生かし芸術療法や色彩学の講師として活躍。今は自宅で創作活動とこどもの創作教室「いろのね」を主宰。
自身はパステル絵画や、壁面や布にペイントするインスタレーション作品を制作。
こどもと一緒に絵の具を塗りまくるライブペインティングやピアノに絵を描くアートプロジェクトなど幅広く活動。やさしく、あたたかい色彩と、手描きの風合いを大切にした画風が特徴。
Instagram:@atelierironone
イベント内容
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この報告会では、プロジェクトの具体的な内容や、ネグロス島の魅力、そして参加した日本人親子が感じたことなどが語られます。語り手は、プロジェクトの中心人物である沖明日香さん(アトリエいろのね)。聞き手は、地域交流の拠点である、まちライブラリーとかとかの浪本浩一さんが務めます。
◆報告会の内容
・ネグロス島ってどんなところ
・プロジェクトの内容
・日本からの参加者親子の感想
・感じたさまざまなこと
▽そのほか、詳しくは公式サイトにて御覧ください▽
◇「We Art Philippines 報告会」イベント概要◇
開催日時:2025年1月25日(土)
開催時間:16:00 〜 18:00(開場15:40)
開催場所:まちライブラリーとかとか
住所:大阪府枚方市町楠葉1-31-2
アクセス:京阪樟葉駅徒歩10~15分(駐車場はございませんので、近隣のコインパーキングをご利用ください)
語り手:沖明日香(アトリエいろのね)
聞き手:浪本浩一(まちライブラリーとかとか)
参加費:1,000円(学生・子ども500円)参加費はプロジェクトの活動費になります
定員:20名
公式サイト:https://gomypark.com/events/event/2695
お申込み:まちライブラリーとかとか イベントフォームよりお申込みください
↓まちライブラリーとかとか 地図ではこちら
まちライブラリーとかとか 概要
● まちライブラリーとかとか
住所:大阪府枚方市町楠葉1-31-2
TEL:072-845-4344
開館時間:月~金14:00~17:00 不定期で土日
運営:株式会社ランデザイン
公式サイト:https://tokatoka.net/
公式Instagram:@tokatoka_book