枚方発のヒット商品誕生なるか!?枚方なぎさ高校生が本気で考えた「枚方メンマ」新アイデア大発表会!

目次

枚方なぎさ高校生が考えた枚方メンマ発表会レポート

今回は、枚方市磯島元町にある枚方なぎさ高校で行われた、高校生たちによる「枚方メンマ発表会」の様子を取材してきました。

枚方東部の穂谷地域の課題である「里山の放置竹林」をテーマに、生徒たちが数ヶ月にわたって真剣に向き合い、試行錯誤を重ねて導き出した「枚方メンマ」の新しいアイデアの数々。当日は、実際に枚方でメンマを作られている久保銀次郎さんをはじめ、「奥ひら実行委員会」の皆さんが審査員として駆けつけ、熱気あふれる発表会となりました。

枚方メンマ

全8グループによる、高校生ならではの柔軟な発想と地域を思う熱い気持ちが詰まったプレゼンテーションの様子を、余すところなくお届けします!

授業の枠を超えた「総合的な学習の時間」

枚方なぎさ高校の「総合的な学習の時間」では、教科の枠にとらわれず、自分の好きなことや世の中の困りごとを深く探究する授業が行われています。今回は、自分事だけでなく「地域・社会の課題」として、里山の放置竹林問題にフォーカス。

枚方竹林工房の久保さんらが取り組んでいる「枚方メンマ(放置竹林の幼竹をメンマにして美味しく消費する活動)」に高校生たちも参加し、新しい味の提案やPR方法、解決策を考えて発表することになりました。

写真はイメージです

当日はこの授業の担当の鶴田先生の司会進行。

審査員には、奥ひら実行委員会から、久保さん・大橋さん・光延さんなど5名が参加しました。

高校生による熱心なプレゼンテーション全貌!

いよいよ生徒たちによる発表です。バラエティ豊かなアイデアが次々と飛び出しました。

<第1班:食べ歩きにもぴったり!「メンマの唐揚げ」

新メニュー「メンマの唐揚げ」を提案。形の不揃いなメンマも有効活用でき、スパイスを別添えにすることで様々な味が楽しめます。おにぎりの具(刻みメンマ)にするなど、食べ歩きフードとしての宣伝効果も狙います。

  • 審査員: 「マルシェなどで、その場で食べ歩きできるスタイルは非常に魅力的。ビールとの相性も抜群だと思うので、実際に試してみたい!」

<第2班:余すところなし!「メンマチップス」

竹を一切無駄にしない持続可能なビジネスモデル。幼竹は「メンマチップス」として飲食店へ展開し、成竹は粉砕機で「竹パウダー」にして農業用に販売。その利益でさらなる啓発イベントを開催するという壮大なサイクルです。

  • 審査員: 「メンマだけでなく、放置竹林という全体像を捉え、売上から次のアクションへ繋がるサイクルをイメージできている点が素晴らしい」

<第3班:幅広い世代に届ける「レモンペッパー味」

夏場や疲れている時でもさっぱり食べられる「レモンペッパー味」。脂っこいものが苦手になりがちな高齢者から社会人までをターゲットにし、くずはモールや飲食店での販売・ポスター掲示で里山問題の啓発につなげます。

  • 審査員: 「さっぱりしていて若者から高齢者まで幅広く好まれそうな味。飲食店で美味しく食べてもらいつつ、ポスターで背景を訴求するアイデアが実用的」

<第4班:視覚で訴える!「トムヤムクン風エスニックメンマ」

エビの旨味と柑橘系の酸味が効いた「トムヤムクン風」。パクチーが苦手な人でも食べやすいように再構築。パッケージの帯の裏に竹林の現状を記載し、SNSを駆使して20〜30代女性に発信していくマーケティング戦略を発表しました。

  • 審査員: 「解像度が非常に高い!SNSプロモーションなどマーケティングに踏み込んでいてリアリティがあった」(※実は佐々木さん、スパイスを学ぶために自らバスに乗って久保さんの工場まで行ったという熱い裏話も!)

<第5班:若者の胃袋を掴む!「ニンニク爆弾メンマ」

二郎系ラーメンなどの「ハイブリッド系」トレンドに着目し、疲労回復効果もあるニンニクを大量に掛け合わせたガツンと系メンマを提案。

  • 審査員: 「プレゼンが上手い!若い人たちが食べる入り口として飛びつきそう。ラーメンに乗せるだけで二郎系になるので、商品化できるのでは?」

<第6班:王道で勝負!「すき焼き風メンマ」

「メンマを食べ慣れていない人にも手に取ってもらいたい」という思いから、誰もが愛する関西風すき焼き味を考案。ご飯のお供としてファミリー層をターゲットに設定しました。水都くらわんか花火大会での屋台販売や、体験型DIYプロジェクト(竹細工づくりなど)で利益を還元していくアイデアも。仕事終わりの居酒屋メニューや、災害時の備蓄用(缶詰)としての需要も見込んでいます。

  • 審査員: 「すき焼き味は幅広い層にアプローチできるキャッチーな味。牛肉など他の具材との組み合わせレシピもぜひ知りたい!

(※第7班は欠席でした)

<第8班:限界突破のスイーツ化!?さとやまガールズ「マーラータン味・梅味・いちご飴味メンマ」

女子高生ならではの斬新な視点!流行の「マーラータン味」や定番の「梅味」に加え、なんとメンマを飴でコーティングした「いちご飴味メンマ」を提案。さらに、七夕の笹飾りとして竹を活用し、学校内の保育・福祉系列のネットワークを使って周辺の保育園や福祉施設へ里山問題を発信していくという、地に足のついたPR戦略も発表しました。

  • 審査員: 「マーラータン、梅、いちご飴という振り幅が面白い!学校のネットワークを使って地域に広げていく横の展開は、非常に現実的で素晴らしい」

審査員 久保さんからの総評(まとめ)

すべての発表と休憩を挟んだのち、最後に「枚方竹林工房 銀」の久保銀次郎さんより、高校生たちへ向けた熱い講評が送られました。

枚方メンマの久保さん

正直なところ、今日ここへ来る前までは『高校生のアイデアの中から、何か一つでも自分たちの活動の参考になるものがあればいいな』くらいの気持ちでいました。

でも、実際に皆さんのプレゼンを聞いてみて、いい意味で完全に裏切られました。味の工夫はもちろん、ターゲット層の絞り込みや、パッケージを通じた啓発、さらには地域を巻き込んだ展開まで、どの班の発表も本当に魅力的でした。

どれか一つなんて選べないくらい、全部そのまま商品化できそうなレベルで驚いています。実際に皆さんも穂谷まで足を運んで竹林整備を体験してもらったことも大変だったと思いますけど良かったと思いました。

皆さんの熱い思いが詰まったこの素晴らしいアイデアたちを、ぜひこれから一緒に具体的な形にしていけたら最高だなと本気で思わされました。本日は本当に素晴らしい発表をありがとうございました!

発表会の舞台裏&今後の展望

発表終了後の休憩時間や講評では、審査員と先生方による熱いディスカッションが行われました。

「パッケージを作って在庫を抱えるより、ラーメン店や居酒屋などの飲食店とコラボして出してもらう方が、回転も早く実現性が高いのでは」「ホップの二次活用(ビール以外)も高校生に考えてほしい!」といったプロ目線のアドバイスや期待の声が多数飛び交いました。

生徒たちが実際に里山へ入り、自分たちの手を動かして竹を切った経験が、今回の具体的でリアリティのあるプレゼンに繋がったようです。

今後の展開に期待!

今年の11月6日・7日には、くずはモール前で開催されるイベント「ひらチャレ!」での販売を見据えており、12月には枚方市総合文化芸術ホールでの成果報告会も検討されているとのこと。

「作る・売る」ことがゴールではなく、「里山の現状を訴え、社会に届けること」を目標に、高校生たちのプロジェクトはまだまだ続きます。

高校生たちの熱量と、それを全力で受け止める地元大人たちの温かいサポート。枚方なぎさ高校の取り組みは、単なる授業の枠を超え、地域を動かす確かな力になりつつあると感じました。彼らの今後の活躍から目が離せません! ぜひ皆様も、「枚方メンマ」を通じて地域の里山問題に目を向けてみてくださいね。

メンマポーズ!
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