劇作家アサカワミトさんが推薦する“劇団”

「気になるあの人はどんな本を読んでいるの?」
枚方市内で活躍するあの人に、好きな本や映画、雑誌、アートなどおすすめの「カルチャー」を教えてもらいました。

推薦してくれるのはこの人!
劇作家・アサカワミトさん

今回は、アサカワミトさんにおすすめのカルチャーを教えていただきました!

アサカワミトさんは劇作家さん。劇作家がおすすめする劇団とは?

【テーマ:オススメの劇団】

僕たち私たちのカルチャー

劇団「イキウメ」

ボクがオススメしたいのは「イキウメ」という劇団。

この劇団の作品、実は結構映画化されてまして『太陽』『散歩する侵略者』の二つに加え、11月には『聖地X』という映画が公開されます。

そんな劇団「イキウメ」の特徴は、SF的設定を入れながらも分かりやすくシンプルなストーリーで人間の本質を突いてくるのを特徴としています。

『散歩する侵略者』では、宇宙人が人間に乗り移って散歩をする中で人とおしゃべりをするんですが、理解できない人間特有の概念を見つけるとそれを盗み、じわじわと侵略していきます。

概念を奪われた人はその概念が理解出来なくなり、大なり小なり支障が出て生活が脅かされます。
例えば「家族」という概念が奪われた女性は「家族なんだから助け合わなくちゃ」とかそういう会話が理解出来なくなり、遂には身内を理解できず母親を家から追い出そうとします。
奪っていく宇宙人はどんどん人間を理解するのに対し、奪われた人間は人間社会で生き辛くなっていきます。

イキウメはわかりやすい内容のなかに「人間とは」をいつも問いかけてくる奥深い作品を見せてくれます。

公演は毎年一回は大阪でもしますし、物販でDVDも売っています。
そして「イキウメ」の舞台劇は基本おしゃべりで進行するので、文字で読んでも面白いです。

「戯曲デジタルアーカイブ」というサイトで『太陽』と『散歩する侵略者』が無料で公開されているので戯曲を読むのもオススメです。

よかったらシェアしてね!