愛すべき枚方「気になるあの場所」へ行ってみた「光善寺」
光善寺駅から歩くこと約10分。趣ある昔ながらの家が立ち並ぶ出口エリア。
この街は室町時代、蓮如上人によって建てられた御坊を中心に栄えた寺内町としても知られています。
「もともと、出口はわずか九戸しかない小さな村落から始まりました。1475年に蓮如上人が光善寺を建てられると、各地から大勢の門徒が集まり、大変な賑わいだったそうです」と教えてくれたのは、光善寺の藤原忍住職と御子息の藤原玄さん。
「8月には『地蔵盆』、12月には『除夜の鐘』を行っております。ぜひ蓮如上人ゆかりの出口の街並みと合わせてお楽しみください!」とのこと。
今回は普段なかなか見ることのできない、光善寺本堂や室町時代の面影が残る書院を一挙ご紹介!
普段は中々入ることができない本堂
住職のご子息から聴く、光善寺の歴史
三人で真剣にお参り!
蓮如上人の銅像
除夜の鐘を鳴らすことのできる鐘つき堂
約520年前の姿が残る趣ある貴重な書院
藤原玄さんに聞く!出口エリアと光善寺のひみつ
ひみつ1
「光善寺のサイカチにまつわる龍女伝説」
浄土真宗中興の祖である蓮如上人の説法を熱心に聴いていた美女が、説法のお礼に池を上人に献上。「埋めたてて御堂を建立してください」という言葉を残し、龍に姿をかえて大池のそばのサイカチ(府指定天然記念物)から昇天したと言い伝えられています。
ひみつ2
「『腰掛石』と『でぐち団子』の関係」
古くから団子をつくる風習があったという出口の集落。
だんごの丸い形が「腰掛石」に似ていたことから「石だんご」、後に「でぐち団子」と呼ばれるように!
でぐち団子は今でも近所の老舗和菓子店「遠州屋」さんで販売されています。
光善寺 概要
●真宗大谷派 淵埋山 出口御坊 光善寺
住所:大阪府枚方市出口2丁目8-13
電話:072-831-1137
アクセス:京阪電車「光善寺」駅から徒歩10分
公式サイト
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