Cafe LuAna

目次

姉妹が二人三脚で営むハワイアンカフェ「Cafe LuAna」

2018年6月に枚方市・津田でオープンした「Cafe LuAna」は、アットホームなハワイアンカフェです。

1つ違いの姉妹が二人三脚で営むCafe LuAnaは、忙しい日常から離れて、ゆったりとした時間を過ごせる癒しのスポット。

気軽に海外旅行に行けない人にも、ここでちょっとした贅沢な時間を過ごしていただきたい――
そんな姉妹の願いが、店内のあちこちに散りばめられています。

店内には、ゆったりとしたソファ席やテーブル席、カウンター席をご用意。

内装やインテリアは、ほとんどが姉妹の手作り。DIYで創り上げた温かみのある空間には、二人のこだわりと愛情が詰まっています。

「料理も、空間も、接客も。すべてに妥協したくない」そんな強い想いで作られた「Cafe LuAna」は、一人でふらっと立ち寄れる気軽さと、友人やママ友とのランチタイムにもぴったりの居心地のよさを兼ね備えています。

今回は2018年のオープン以来、地域に愛され続けるハワイアンカフェ「Cafe LuAna」の魅力をたっぷりご紹介します。

Cafe LuAna

住所:大阪府枚方市津田元町1-6-7
営業時間:Lunch&Cafe time 11:00〜18:00(L.O.17:30)
定休日:毎週月曜日・第1日曜日・第3火曜日・年末年始
アクセス:JR学研都市線藤阪駅から徒歩8分・津田駅から徒歩15分
     京阪バス『津田中学校前』バス停から徒歩2分
駐車場・駐輪場:店前に駐車場3台分あり(満車や大きなお車の場合は、近隣パーキングをご案内しております)
Instagram:@cafeluana0620
Webサイト:https://cafeluana.jp

▼地図ではこちら

妹さんからの突拍子もない一言から始まった開業への道

「なに言ってるん?そんなんできるわけないやん!」

13年間、営業職で活躍していたお姉さんが体調を崩して休職していたある日。妹さんから「一緒にお店やらへん?」という予想もしなかった突然の提案に、最初は耳を疑ったといいます。

実は妹さんはこれまでに数々の飲食店の勤務経験やハワイアンカフェの立ち上げに関わるなど、飲食業界での豊富なキャリアの持ち主。

「チェーン店では、メニューも内装も制限が多くて。自分のお店なら、もっと自由にできるのに」――そんな想いをずっと心に温めていたそうです。

そして、お姉さんの休職というタイミングを前向きにとらえ「いま働けへんのやったら、一緒にやったらいいやん」と夢を現実に動かす一言を投げかけました。

“猪突猛進型”の妹さんの行動力に背中を押されるように、お姉さんも覚悟を決めていきます。

こうして、姉妹の挑戦が動き始めたのです。

互いの強みを活かして3か月で実現した開業ストーリー

準備期間は、なんとわずか3か月。

妹さん

実は、会社を辞める前から水面下で準備を進めてたんです。だから、周りからは”え?もう?ってすごく驚かれました。

でも不思議と「自信」があったんです。

ふたりの役割分担は、自然に決まりました。

料理やスイーツ作りが得意なお姉さんはフードを担当。ドリンク全般は、カフェ勤務の経験を持つ妹さんが担うことに。

妹さん

姉のレシピって、全部”こんぐらい”っていう感覚なんです(笑)でも、同じ材料で作っても、私には絶対出せない味。本当に料理の才能があるなって思います。

そう語る妹さんの口ぶりからは、お姉さんへの尊敬と信頼がにじみ出ています。

一方、妹さんも自身の経験を活かして、ハワイアンカフェで学んだハンドドリップコーヒーへのこだわりをお店に取り入れました。

豆の選定から淹れ方まで、ドリンクには一切の妥協なし。

二人の細部にまで心を配るその姿勢が、お店の空気を心地よいものにしているのかもしれません。

地震、台風、コロナ――。それでも、立ち止まらなかった姉妹の足取り

お店の内装は、ほとんど二人の手づくり。DIY好きな姉妹は、100円ショップの材料などを駆使しながら、藁の屋根や木製パネルなどを一つひとつ形にしていきました。

手書きのロゴが時計や看板になるなど、ぬくもりのある空間が出来上がっていきます。

しかし、オープンを目前に控えたある早朝。

大阪北部地震が発生――。

大切に準備してきた食器やインテリアは一瞬で崩れ落ち、オープンは一時危ぶまれました。

「どうしても負けたくなくて」
それでも、やるしかないと気持ちを切り替えた二人は、たった二日間で食器を買い集め、予定通りのオープンを実現。

けれども試練は、それだけでは終わりませんでした。台風による雨漏りで内装のクロスを全面張り替え。

やっとお店が落ち着きを取り戻した矢先の2020年、新型コロナウイルスという想像を超える危機が訪れます。

お店を開けたくても開けられない。
お客様の笑顔も声も届かない日々。

そんな中、姉妹が選んだのは「できることを、今できるかたちで」動くことでした。

店舗営業を一時休止し、感染者の自宅に届けるお弁当作りにシフト。

お客様と顔を合わせることもない、静かで孤独な時間が続きました。

「このまま続けてもな」

そんな迷いの中、ふと見つけたGoogleマップの口コミ。
≪Cafe LuAnaさんのお弁当がおいしかった≫
その一言が、張り詰めた心にふわりと灯かりをともしたのだといいます。

その後、感染状況が落ち着き始めると「GoToイートキャンペーン」が始まり、新しいお客様との出会いが増えました。

お姉さん

そのときは、ポイント目当てで来られる方が多くて、ちょっと寂しかったですね。本当はもっとゆっくりしてもらいたかったんです……

その言葉には、想いを込めた空間を”誰かに喜んでもらうためにつくった”という気持ちがにじみ出ていました。

それでも、どんなときも変わらず通い続けてくれる常連のお客様の存在が何よりの支えに。

二人の夢と行動力が重なり合って、たった3か月で夢を形にし、数々の困難を乗り越えてきた「Cafe LuAna」。それは、姉妹だから実現できたストーリーだったのかもしれません。

「Cafe LuAna」に込めた想い

「かわいい名前がいいよね」
そんな何気ない会話から、店名探しは始まりました。

検索を重ねる中で出会ったのが、ハワイ語の「ルアナ」という言葉。「リラックスする」「みんなで楽しむ」という意味を持つその言葉に、「カフェのコンセプトにぴったりだよね」と意気投合したそうです。

しかし「Cafe Luana」で検索してみると、同じ名前の店舗が他にもあることを知りました。他にはない特別感を出したいという想いを込め、真ん中の「a」を大文字に変えて「Cafe LuAna」が誕生しました。

「リラックスする」「みんなで楽しむ」。

店名に込められたその想いは、7年という歳月を経て、確かな形となって実を結んでいます。

“可愛い”にとことんこだわった空間づくり

「何から何まで、いちいち可愛い!」。

お客様からよく耳にするその言葉は、姉妹が最もこだわってきたポイントの一つです。

たとえば、普通のストローでは味気ないと感じた二人は、100円ショップで見つけたお花の飾りをアレンジして、オリジナルのお花ストローを考案しました。今ではお店の定番アイテムとなっています。

コースターや食器、メニュー表のひとつひとつに、細部までこだわりが行き届いています。

思わずカメラを構えたくなるような”可愛い”が詰まった空間です。

そして、その空間を生み出しているのは、姉妹の絶妙なチームワーク。

お姉さん

壁紙の色を決めるときも、カタログを開いた瞬間、同じページを指差していたんです。

完成イメージが頭の中でピタッと重なるほど、二人のセンスはいつも自然にリンクしています。

POPのデザインに悩んでいた妹さんに、お姉さんがふっと「こういうの、どう?」と提案。
「それいいじゃん!」とすぐに意見がまとまり、次のアイデアへと進んでいく――。

気張らず、でもブレずに。「自分たちがまず楽しむこと」がこのカフェの基本姿勢。
そんな姉妹の想いが、空間のすみずみまでやさしく行き渡っています。

支え合える関係性がお店の土台

プライベートでも休日もほぼ一緒という二人。子どもたちも兄弟のように仲が良く、まさに”家族経営”を体現しています。

「実は私、結構不安になるタイプなんです」とお姉さん。一方の妹さんは「大丈夫!」と前向きなタイプ。「石橋を叩きすぎて渡れない姉」と「どんどん渡っていく妹」。

正反対の性格が絶妙なバランスを生み出しています。

「何でも話せるし、隠し事もない」
そんな信頼関係があるからこそ、店の細部にまでこだわりを持ち続けることができるのかもしれません。

二人の想いが詰まった空間は、訪れる人々の心も温かく包み込んでいます。

人気メニュー

フレンチパンケーキ 1,250円(税込)

Cafe LuAnaの顔とも言えるのがオリジナルの「フレンチパンケーキ」です。

フレンチトーストのような見た目と香りで、特製のフレンチ液をじっくりと染み込ませ、たっぷりのバターで焼き上げています。

このパンケーキのこだわりは何といっても配合にあります。

小麦粉だけでなく、卵や牛乳など、さまざまな素材を絶妙なバランスで配合することで、この“ふわっ”とした食感が生まれています。

お姉さん

完全にこだわり尽くして、今がベストです!

しかし、その道のりは決して平坦ではありませんでした。業務用の天板が置けない小さなキッチンでは、家庭用のホットプレートで焼き上げるという工夫も。温度管理が極めてシビアで、時には突然の温度上昇に冷や汗をかくこともあるそうです。

パンケーキ×フレンチトーストという斬新な発想から生まれたこのメニューは、数量限定で午後2時からのカフェタイム限定。

熱々のスキレットに乗せてお届けするため、テーブルに運ばれた瞬間から香りとともに食欲がそそられます。

ひらガール

一口目から広がるフレンチトーストとパンケーキのいいとこどりのおいしさは、一度食べたら忘れらない味です!焼きたてならではの感動のおいしさをぜひ味わってみてくださいね♪

アサイーボウル 1,380円(税込)

ハワイのカフェで人気に火がついた「アサイーボウル」。

南米アマゾン原産のスーパーフードとして知られるアサイーを贅沢に使用し、季節のフレッシュフルーツをたっぷりとトッピング。

見た目の鮮やかさだけでなく、美容と健康を意識した方に特に人気です。

素材にこだわった体に優しいメニューだからこそ、罪悪感なく楽しめます。

SNS映えする美しい見た目と栄養価の高さを兼ね揃えたアサイーボウルは、ハワイアンカフェならではの本格的な味わい。

心も体も満たされる一品です。

ロコモコプレート 1,200円(税込)

ハワイアンプレートの王道「ロコモコ」。

Cafe LuAnaのロコモコは、ひと味違うおいしさで見た目も味も大満足いただけるこだわりの一品です。

ジューシーなハンバーグの上にとろりと落とした半熟卵と特製のグレイビーソースが絶妙でやみつきになること間違いありません。

味も見た目もこだわったロコモコは、思わず写真と撮りたくなる一皿です。

ガーリックシュリンプパスタ 1,480円(税込)

Cafe LuAnaの看板メニューとして不動の人気を誇るガーリックシュリンプ。

その評判は、口コミで広がり、今では単品メニューだけでなく、パスタアレンジも大人気となっています。

お姉さん

ハワイアンカフェにパスタ?という感じだと思うんですけど、元々私がパスタづくりにはとてもこだわりがあったんです。

まかないとして作っていたパスタのおいしさに、妹さんが「これは絶対メニュー化すべき」と猛プッシュ。

そこで生まれたのが、ガーリックシュリンプをパスタにアレンジしたメニューでした。

トロピカルドリンクから本格コーヒーまで

オレンジアイスティー 550円(税込)

お店のドリンクメニューの中でも人気を誇る「オレンジアイスティー」は、特別なエピソードから生まれた一品です。

オープン前、メニューを考案している時期に以前一緒にハワイアンカフェで働いていた同僚から「絶対やった方がいい!」と熱い推薦を受けたのがきっかけでした。

爽やかなオレンジと紅茶の風味が絶妙にマッチし、想像以上のおいしさに驚きの声があがったといいます。

ひらガール

「すべてのメニューに自信があります」という言葉の意味を一口飲めば実感できるおいしさでした!

ルアナブレンド 550円(税込)

オープン当初から変わらないルアナブレンドは、「ちょっと深煎りの香りがしっかりしていて、でもすっきり飲める」という基準で選び抜かれています。ハワイアンカフェだからこそ実現できた本場の味わい。

一杯一杯丁寧にハンドドリップで淹れることによって、その魅力を最大限に引き出しています。

店主からメッセージ

開店から7年。たくさんのお客様に支えられ、2025年6月「Cafe LuAna」は、7周年を迎えます。
私たちのカフェは、外からは少し見えにくく、閉鎖的な印象を受けるかもしれません。
でも、少しでも気になっている方はぜひ足を運んでいただきたいです。店内は居心地のいい空間が広がっていて、リラックスした時間を過ごしていただけるよう心を込めてお迎えします。
こちらでは紹介しきれていないハワイアンなメニューもたくさんご提供しておりますので、ぜひお立ち寄りください!
皆さまにとっても笑顔溢れるひとときとなるよう、姉妹一同心よりお待ちしております!

店舗概要

Cafe LuAna

住所:大阪府枚方市津田元町1-6-7
営業時間:Lunch&Cafe time 11:00〜18:00(L.O.17:30)
定休日:毎週月曜日・第1日曜日・第3火曜日・年末年始
アクセス:JR学研都市線藤阪駅から徒歩8分・津田駅から徒歩15分
     京阪バス『津田中学校前』バス停から徒歩2分
駐車場・駐輪場:店前に駐車場3台分あり(満車や大きなお車の場合は、近隣パーキングをご案内しております)
Instagram:@cafeluana0620
Webサイト:https://cafeluana.jp

▼地図ではこちら

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次