\子どもたちの自由な感性が爆発!/
くずはで楽しむ、まちごとアートイベント「思いっきりファッションショー!」のようす
2025年4月4日(金)〜13日(日)に樟葉にある樟葉宮表参道沿いにて、『まちアートくずは ピンクの他人プロジェクト』が開催されました。

こちらは、まちライブラリー「とかとか」の浪本さんによる企画で、地域に暮らす⼈たちを「⾚の他⼈」(全く関⼼の無い他者)から、ちょっと⼈を気にかける「ピンクの他⼈」へ変容させようと試みる参加型のアートイベントです。
▽イベントのチラシ▽



子どもたちも大人も、みんなキラキラの笑顔が光ったアートイベントをご紹介します!
◇4月12日(土)のイベントのようす

「くずはでアートを楽しもう!」と企画された数々のアートイベント。
中学校の美術部や、アトリエの作家さんたちの作品が、まちの商店を中心に至るところに飾られています。



日常の中にぱっとアートが現れる。思わず目を引く作品がいっぱいです!
12日はそんなアート作品について詳しくガイドしてもらえる「アートを鑑賞、アートで干渉 てくてくツアー」も開催されました。

ツアーの紹介は別記事で改めてご紹介します!




今回の『まちアートくずは ピンクの他人プロジェクト』では枚方近隣で活躍する作家さんや楠葉中学校 美術部の生徒さん、成安造形大学の学生さんなど、様々なアート活動を行っているアーティストのみなさんが参加!
キーワードのひとつでもある“くずはでアートをたのしもう!”をあらわすように、開催期間中には、描いたり、作ったり、考えたり、アートを通してまちとひとがつながっていきます。





その中で、今回ひらいろ編集部は、4月12日(土)に行われた、沖 明日香さんのファッションショー企画にお邪魔しました!
◇「カオス」がテーマ!?『思いっきりファッションショー!』のようす
花とアートな生地で自分を思いっきりコーディーネート!
できあがった衣装で商店街をねりあるき、終点の広場で青空ファッションショー!みんなわたしを見て〜!
(イベントチラシより引用)
「ピンクの他人プロジェクト」の中の一つであるファッションショー企画は、国内外でライブペインティングなど、アート活動を行っている沖 明日香さんが発案。(@aska.me.alive)
申し込みは、満席御礼で小学生がたくさん大集合!


衣装はまちアートくずは (@machiart.kuzuha )のワークショップイベントでこども達と塗った、ピンクの布地を使用します。
▽3月29日に開催されたペインティングイベントのようす▽


最近くずはの商店街に教室をひらいた 明日香さんの事務所「アトリエいろのね」にて、まずは衣装作りです。


裂いたり切ったりむすんだりして、いい塩梅にデザインしていきます。
一人ずつ明日香さんが希望を聞きながら仕立てつつ、本人も自分の服にアレンジを加えていました。


アトリエ内ではいろんな工夫を凝らしていて大盛りあがり!
百貨店ディスプレイやモデルスタイリングを行う@decora_worksの つちで みきさんによるアレンジに、子どもたちも嬉しそう♪




子どもたちにも、お花に親しんでほしいという、つちでさんの思いが伝わったようです!


長さや大きさの違いで規格外となったお花も使用し、生産農家さんが心を込めて育てたお花を大切に。
そんな想いがこもった様々な素材が髪や服にアレンジされ、より華やかに!
みんな最高にエネルギッシュです!!


子供達も自分たちでいろんなアレンジを加えて、みるみるうちにめちゃくちゃオシャレになって行ったのが印象的でした。


明日香さんも華やかな花飾りをつけて、みんなで準備万端です!






そして、いよいよ「思いっきりファッションショー!」スタート!
同じ時間に「とかとか」で開催していた楽器作りのワークショップの参加者と一緒に、大人数で歩いて駅前広場までパレードしていきます。




手作り音楽隊がメロディーに合わせて、ピーピー、プープー、シャカシャカ♪
演奏とリズムを楽しみながら、自由に奏でながら、パレードを盛り上げました。


くずはのまちを、衣装をまとって歩くと、なんだかいつもと違う雰囲気に!
踊りながら、華やかに。みんなとても楽しそうです♪


歩いていると、色んな人が興味を持ってこちらを見てきます。
みんなの楽しそうな姿に、通りすがる人も自然と笑顔がこぼれていました。
なかには「かわいいねー」と声をかけてくれる人も。
まさにまちの人に気にかけられるピンクの他人が体現された瞬間でした。





見ているだけで微笑ましくて楽しくなります!
そして和やかで賑やかな一行は、ゴールの樟葉駅前広場「ハピネスパーク KUZUHA グラススクエア」に到着です!


芝生エリアの中で演奏会とファッションショー開催です!


透け感のあるピンクのターバンに、ひらひらと風を受けてマントをまとっているようでかっこいい!


キュートなお二人は、どこかの国のプリンセスのよう♡
華やかな花飾りもとってもよく似合っています!


ちょっと照れているかわいい子どもたちも♪
みんなの笑顔がとても印象的でした!


かわいらしく着飾って、堂々とした姿をたくさんの人の前で見てもらう。そんな経験ってなかなか出来ないこと。
こういったイベントを通して、自分の普段と違った一面を知ることができたり、気持ちが開放されたり、参加者それぞれが色んな感覚を得られたんじゃないでしょうか。
”外に向かって、自分を表現していいんだ”ということがアートイベントのメッセージだと感じました。


みんなでたくさん工夫して作り上げたファッションショー!
遊びの中に学びがあって、笑顔が笑顔を呼ぶ、とても素敵なイベントでした。



子どもたちをサポートする大人の熱気も感じられて、創造する楽しさや、魅せる嬉しさ、達成感が伝わってくる企画でした。
いつもの道だけれど、いつもと違う。
きっかけを創ることで不思議な気持ちにさせてくれるアートの力っていいな、と感じました!
◇「思いっきりファッションショー!」イベント・ギャラリー



























































































ファッションショー同日に、商店街に飾られたアート作品を “鑑賞”しながら、アートがどのようにお店やまちに “干渉”しているのかを歩きながら感じる「アートを鑑賞、アートで干渉 てくてくツアー」も開催されていました!
「アートを鑑賞、アートで干渉 てくてくツアー」イベント・ギャラリーについては、別記事で改めてご紹介しますのでお楽しみに!








◇ まちアートくずはピンクの他人プロジェクト実行委員会 概要



ソーシャルデザインを大学で教えている浪本さんの企画らしく、まちとひとが一体になってイベントを作り上げる様子が印象的でした。
今後も様々なまちイベントを実施されるそうです。
詳細については下記公式サイトやSNSを御覧ください!
●まちアートくずはピンクの他人プロジェクト実行委員会
大阪府枚方市町楠葉1丁目31−2 まちライブラリーとかとか内
Tel. 072-845-4344
公式サイト:https://machiart-kuzuha.studio.site/
X:https://x.com/machiart_kuzuha
Instagram:https://www.instagram.com/machiart.kuzuha/
お問い合わせ:https://machiart-kuzuha.studio.site/contact