枚方宿で”あたりまえ体操〜♪”枚方出身のCOWCOWも出演した「鍵屋今昔演芸祭」のようす【レポ】

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\枚方宿の鍵屋で演芸祭開催!/
枚方出身のCOWCOWも出演した「鍵屋今昔演芸祭」のようすをレポート!

2024年9月8日(日)の枚方宿くらわんか五六市に併せて、市立枚方宿鍵屋資料館で開催された「鍵屋今昔演芸祭」。
江戸時代、宿場町として栄えた枚方の歴史を想わせる鍵屋資料館内で、伝統や文化をつないでいく今昔の大衆民芸を楽しむことができるイベントです。

ひらガール

枚方にゆかりのある芸人さんも多数参加されていたこの「鍵屋今昔演芸祭」のようすをご紹介します!

オリジナルのノボリ

◇ 枚方出身のCOWCOWも出演!第三部 のようす

ひらいろ編集部がお邪魔したのは、演芸座のイベントの最終回である第三部。

会場となった鍵屋資料館別棟・大広間には、大勢のお客様が集まっていました。
特にこの第三部にはたくさんの応募があり、抽選になるほどの人気ぶり!

一部には座椅子や椅子に座れるようになっている席も用意され、ゆったりと観覧しやすい会場づくりとなっています。

鍵屋資料館の辻他館長から、鍵屋と枚方宿の歴史についてお話ししていただきました。

(辻他館長ご挨拶より)
「枚方宿は道(東海道)と川(淀川)が面している珍しい宿場町で、歌川広重が描いた大きな船が描かれた絵が有名です。
三十石船は、28人乗りの船で、大阪の八軒家と京都を往復していました。

京都から大阪へは川の流れにしたがって進むので片道6時間。大阪から京都へは川の流れに逆行するので人力で引っ張るためなんと12時間もかかりました。
そして京都と大阪の中間あたりにある枚方は、疲れた頃にたどり着く場所で、休憩に最適なタイミングで「餅食らわんか、酒喰らわんか」と小舟で販売に来る。それが”くらわんか舟”です。
それから、くらわんか茶碗、くらわんか餅、くらわんか酒・・・などくらわんかとつけられ親しまれていました。

鍵屋は、江戸時代には船着場の時間待ちの場所、「船待ちの宿」としても賑わい、その後、大正・昭和期には、料亭・料理旅館を営み、平成9年まで結婚式や将棋大会などの会場としても利用されていました」

実際の大広間の中を見渡したりと、今いる場所についての歴史をみなさんも感じ取っているようでした。

そして、いよいよCOWCOWさんの登場です!

前から来るかと思いきや、後ろからそーっと出てこられたので、お客さんもびっくりです!

挨拶をしながらゆっくりゆっくり、ゆっくりすぎる歩みに会場内のみなさんも照れ笑いしてしまう距離感でした。
お客さんからも話しかけられながら、大盛り上がりの登場です!

「ただいまと言わせてくださいー!」
枚方出身で枚方一中の卒業生であるCOWCOW。枚方のPR大使も務められています。

リクエストで「あたりまえ体操」を披露してくれました!
会場内で手拍子も起こり、子どもたちも大人もみんな楽しそうです♪

そのあとにはショートコントも。
最近つくったばかりだという新作コントでは、会場のお客さんを巻き込んで、現在も続く国民的人気を誇るアニメのコントネタを披露!
終始笑いに包まれた第三部となりました。

◇ イベントまとめ

江戸時代に宿場町として栄えた枚方宿で開催された今回のイベント。
子どももお年寄りもみんなで楽しめる大衆演芸の良さに加えて、枚方愛溢れるあたたかい公演でした!

また、枚方出身のCOWCOWさんによる楽しいコントを楽しみながらも、辻他館長からのお話を聞いたことで、宿場町当時もこのように演芸を楽しんでいる人々で溢れていたのかと、感慨深い気持ちにもなり、歴史的な角度からも楽しめたイベントでした。

さらに会場周辺では同日開催の「枚方宿五六市」も開催され、まさににぎわう宿場町!枚方を大満喫できるひとときとなりました。

またの開催を心から楽しみにしたいと思います!

くらわんこも登場し、写真撮影の時間もとっていただけました

◇イベントギャラリー

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