五感で味わうリラックスタイム。穂谷の豊かな自然が育む「心をほどくハーブ畑」
枚方市の東部に位置する、のどかで美しい里山・穂谷。 「にほんの里100選」にも選ばれた豊かな自然が広がるこの地で、太陽の光をいっぱいに浴びてキラキラと育つハーブがあります
今回は、穂谷の高台で見晴らしの良いハーブ畑を営む「waramo HERB(ワラモハーブ)」の大森さんにお話を伺いました。


元歯科衛生士であり、ママでもある大森さんが、種から愛情たっぷりに育てるハーブ。そこには「毎日を忙しく駆け抜けるみなさんに、ほんの少しでもほっとできる時間を届けて笑顔になってほしい」という温かい想いが詰まっていました。
最近ちょっとお疲れ気味かも……と言う方にこそ読んでいただきたい、とっておきのハーブストーリーをたっぷりお届けします。
取扱店:
・THE WAKO 枚方(大阪府枚方市尊延寺835)
・枚方市観光案内所Syuku56(大阪府枚方市岡東町19-1 枚方モール1階)
Instagram:@waramo_herb(イベント出店やワークショップの情報など)
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歯科衛生士からハーブ農家へ!子育ての悩みを優しくほぐしてくれた「香りの魔法」

大森さんは、もともと歯科衛生士としてお仕事をされていました。結婚を機に枚方市へと引っ越し、お子さんを授かったタイミングで一度お仕事を退職されます。
子育てが少し落ち着き、「また働き出したいな」と思ったとき、知り合いから「農家のパートを募集しているから、一緒にせえへん?」と声をかけられたのが、畑仕事との出会いでした。

「もともと土を触るのがすごく好きだったんです。働いていたときも、ストレスが溜まったら100円ショップに行って、プランターに土を入れて種をまくのが一番のストレス発散でした(笑)。だから、農家のパートにもすごく興味があって。軽い気持ちで始めたのですが、気がつけば6年ほど続けていました。」
そんなパート生活をしていると、幸運なことに「畑を貸してもらえること」に。

最初はご家族で食べるためにお野菜を育てていた大森さんですが、2年ほど経ったある日、種売り場でふと野菜の隣に並んでいたハーブの種が目に留まります。「ちょっと植えてみようかな」と何気なく育ててみたレモンバーム。それこそが、大森さんとフレッシュハーブの運命の出会いでした。
「植えてみたら案外ちゃんと育ってくれて、なによりもその“香り”の良さにものすごく感動したんです。当時はちょうど子育ての悩みなどもいろいろと抱えていた時期だったのですが、畑に来てハーブの香りを嗅ぐと、驚くほど心がすーっと落ち着いていきました。そこからもう、ハーブの魅力にすっかりハマってしまって!」

「この効能をもっと専門的に学びたい!」と感じた大森さんは、近くでハーブのブレンドレッスンを行っている「ハーブとガレット(交野市にあるカフェ)」のさちえ先生(ブランド「ミツメルティー」)のもとへ。1年間しっかりと学び、ハーブブレンド、Mitsumeru Tea®️認定講師の資格を取得しました。
「いずれ農家になりたいと思っていたのですが、実際に就農してしまったら勉強する時間は絶対にないと思ったので、畑を借りつつ、就農の研修も同時進行で進めました。講師の資格を取ってからは本当にあっという間で、がむしゃらに走ってきたら、気がつけばもう3年目を迎えていましたね。」

もともとハーブの香りがもたらす五感のリラックス効果にご自身が助けられていたという大森さん。「私と同じように、ハーブで癒やされたい人はきっと他にもいるはず。」と感じたものの、周囲を探してもハーブだけを専門に育てている農家さんを見つけることができませんでした。
「こんなに効能があって癒されるハーブ、誰か枚方でハーブ農家をにやってほしい…!」という想いを抱きつつ、農作業のパートで培った経験と、縁あって巡り合った人や土地が背中を押してくれました。
そんな自然な流れと温かいご縁が重なり、大森さんは2023年の春頃に就農。「waramo HERB」として活動をスタートされました。
にほんの里100選の地・穂谷で育む、太陽と愛情がたっぷり注がれたハーブたち

大森さんがハーブを育てているのは、枚方の自然豊かな「穂谷」エリア。パート時代から大好きだったという、のどかで見晴らしの良い高台にハーブ畑があります。

「ここは本当に雰囲気が良くて大好きなんです。穂谷のみなさんは、草刈りなども協力してとっても綺麗にされていて、里山らしい温かみがあります。そんな大好きな場所でハーブを作らせてもらえるなんて、本当にありがたいです。」
地主さんも大森さんの活動をとても温かく見守ってくれており、なんと取材時の2026年には「ここも使っていいよ!」と、畑のスペースを2倍近く広げられたのだそう!

「急に畑が広がったので、予定していなかった夏のハーブをどう植えようか、やりくりが本当に大変でした(笑)。でも、使える場所が増えたのはとっても嬉しいです!」
限られた季節の中でハーブを上手にやりくりするため、畑では植え替えの必要がない「多年草エリア」と、季節ごとに「1年草エリア」を分けて管理されています。

また、湿気を嫌うハーブのために「畝(うね)」を極力高くして水はけを良くしたり、日陰がない畑でハーブが葉焼けしてしまわないよう、遮光シートを使って優しく日光をコントロールしたりと、丁寧な工夫が美味しいハーブを育てています。
そんな畑では、季節の移り変わりとともに様々なハーブたちが表情を変えていきます。




「笑顔」と「ものづくり」を重ねて。
「waramo HERB(ワラモハーブ)」という少し個性的で可愛らしい名前には、大森さんのこれまでの歩みと、ブレないご活動の想いが隠されていました。
実は大森さん、ハーブ農家になる前から、羊毛フェルトを使ったハンドメイド作家としても活動されています!その大切な屋号が、大文字の「WARAMO」でした。

「『ワラ』は笑顔の『笑い』、『モ』はものづくりの『モ』から取っています。私の下の名前がモモヨなので、それにもかかっているんですけど(笑)。『笑って良いものづくりがしたい』という想いでずっと活動していました。
農家も、一から種をまいて育てるという点ではまったく同じ『一からのものづくり』。想いはハンドメイドのときと一緒だと思ったので、ハーブをメインにしたいという気持ちを込めて、小文字の『waramo』と大文字の『HERB』を組み合わせて『waramo HERB』にしたんです。やっぱり、笑顔は最強ですからね!」

waramo HERBのおすすめ商品

「小さな畑なので、一番香りが高まっている時をに収穫して、低温でゆっくりじっくりドライにしています。それが一番のこだわりポイントです。」
と話す大森さん。実際に畑で採れたハーブをご自身で加工して販売されています。
◯ waramo 01 ほっこりブレンド

枚方穂谷産のハーブを100%使用したブレンドティー。ハーブ初心者の方やハーブは少し苦手かも・・・と言う方でもすっきり飲みやすく美味しいと好評です。
お湯を注ぐとふわっと香りが広がり、緊張がゆるみリラックス空間に変わります。
◯ カモミール

リラックス効果が非常に高く、海外では「おうちの常備薬」とも呼ばれるハーブの代表格。優しい甘い香りで、おやすみ前の一杯にもぴったりです。
◯ ドライローゼル

豊富なビタミンCとクエン酸により疲労回復や美肌効果が期待でき、食べるハイビスカスと呼ばれる鮮やかなピンク色とが目に新鮮なローゼルというハーブです。
シングルティーとしてはもちろん、大森さんのイチオシは、ジャムや塩漬け、甘い「ローゼルシロップ」を炭酸水で割って味わう飲み方とのこと
爽やかな酸味を感じられて身も心も元気になれそうです!


◯ バタフライピー

唯一無二の綺麗な青色が特徴バタフライピーは、水出しがおすすめ!500mlの水に入れて一晩寝かせば綺麗なブルーになります。


バタフライピーの特徴は、なんといってもアントシアニンがぶどうの14倍もあると言われており、美容に嬉しい抗酸化作用はもちろん、血流もよくなる効果が期待できます!
実はお味はほぼなく、カルピスなどと割っても色味が爽やかになります。目にも涼しげで来客時に出すときっと喜んでもらえますね♪




他にもマルシェ等では、とれたてのハーブや、他の種類のブレンドティーやシングルティーを販売されていることもあるので、最新情報はインスタグラムを要チェックです!
waramo HERBの商品が購入できる場所
大森さんのハーブが購入できる場所もあります。お買い物のついでに、お出かけがてら、見かけたらぜひお手に取ってみてくださいね。
◯ THE WAKO 枚方(大阪府枚方市尊延寺835)

◯ 枚方市観光案内所Syuku56(大阪府枚方市岡東町19-1 枚方モール1階)

waramo HERBのハーブが楽しめる場所
◯ green商店(枚方鍵屋別館3階)

イベント出店での出会いがきっかけで、お店のメニューにwaramo HERBのハーブティーが採用されています。「季節のおすすめハーブティー」と「穂谷産ハーブティー」が定番として楽しめます。
◯ 渚ノヱン(移動式ブックカフェ)

ノンカフェインコーヒーを扱う大森さんのお仲間。メニューにはwaramo 01のブレンドティーが用意されています。
他にもイベントなどでwaramo HERBのハーブティーをメニューに出したり、コラボのギフトセットを販売したりされることもあるそう!
◯ ハーブとガレット(交野市)
ランチのサラダに、大森さんの畑で採れたフレッシュな「ボリジ」や「カレンデュラ」が使用されています。大森さんが自ら直送しているとのことで、究極のフレッシュハーブです!
ハーブをもっと楽しめる!ワークショップも人気
ハーブで知り合った、元フラワー講師のなみさんと年に数回リースやしめ縄作りの体験型ワークショップを開催しています。

「5月に開催したワークショップでは、この畑で採れたレモングラスを使ってブッタナッツ作りを行いました。その場で植物を切ることで、とっても贅沢な香りが広がるんです。昔から応援してくださっているお客様が、その香りと雰囲気にうるうると涙を流して喜んでくださって……。
それを見て、私も思わずホロリと感動してしまいました。こうしたお客様との触れ合いや温かい言葉が、また頑張ろうと思える何よりの原動力になっています」

取材時の畑の様子
実際に取材をした初夏の時期、大森さんの畑にはたくさんのハーブたちがお出迎えしてくれました。その一部をご紹介します。

サラダに飾りとして使用すると可愛いです

背が高く華やかなお花から元気をもらえます









ひらガールひとつずつのハーブを我が子のように丁寧に愛らしく育てていらっしゃって、大森さんのハーブに対する愛や想いがとても伝わってきました。
大森さんからメッセージ


日々の生活に追われ、気づけば心も体もボロボロになっている…そんなときこそ、1日のうちのほん数分自分を大事にする時間を持ってほしいです。
五感で楽しめるハーブだからこそ、お湯を注ぎ、ゆっくりと開く姿を見つめ、その温かみを感じながら、ふぅっと一息ついてみてください。ハーブのある暮らしはきっとみなさんの暮らしをより豊かに、心地よいものにしてくれます。
店舗概要
取扱店:
・THE WAKO 枚方(大阪府枚方市尊延寺835)
・枚方市観光案内所Syuku56(大阪府枚方市岡東町19-1 枚方モール1階)
Instagram:@waramo_herb(イベント出店やワークショップの情報など)
公式LINE
ひらいろ編集部コメント
自然豊かな穂谷の高台に位置するハーブ畑は、とても見晴らしがよく、大森さんが五感で癒されます、とお話しされていたのも納得の体験でした。
枚方市内を中心にイベント出店もされていて、直接お客さまとお話ししながらハーブの魅力を伝える活動も大切にされています。
ハンドメイド作家としてのセンスが光る本格的なワークショップは、私もぜひ一度参加してみたいです!ハーブ畑で開催されることもあるそうなので、ぜひ最新情報をチェックして、ハーブがもたらす癒しのひとときを体験してみてはいかがでしょうか。


素敵な時間をありがとうございました!waramo HERBが気になった方は、ぜひインスタグラムをチェックしてみてください♪
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