枚方名物「さつまいもたいやき」に使う秋の味覚!枚方・穂谷でさつまいも掘り体験レポート

目次

\掘って、笑って、秋を味わおう/
『さつまいもたいやき』になるさつまいもを掘ってきた!

2025年9月20日(土)、自然豊かな枚方市東部・穂谷でさつまいも掘りのイベントが開催されました。

この日は、日差しがほとんどなく、ほどよい風が吹く絶好の天候。暑すぎず、過ごしやすい秋の空気が広がっていました。

収穫するのは、地元名物「さつまいもたいやき」に使われる予定の鳴門金時。

今年で8年目を迎えるこのイベントは、すっかり秋の恒例行事として定着し、一般参加者を中心に約60名が参加。

開会のあいさつでは、食料品専門店「北野エース」の村田さん、さつもいも農家の谷口さんからプロジェクトへの想いや、イベントに込めた未来への願いが語られました

北野エース 村田さん
さつまいも農家 谷口さん
村田さん

今年も多くの方に参加していただき、嬉しい限りです。お天気も絶好の「掘り日和」。昨年も来てくださった方もいて、本当に嬉しく思っています。

さつまいもたいやきプロジェクトは、2018年に新しい枚方名物をつくろうという想いから始まりました。8年目を迎えた今年も、ただお芋を掘るだけではなく、将来のレガシーを掘るつもりで楽しんでほしいと思います。

いつか子どもたちが大人になったときに、あの日の体験があったからこそと言えるような、枚方の宝を一緒に育てていきたい。広島のもみじ饅頭にも一日目があったように、私たちのさつまいもたいやきも、今まさにその第一歩を掘り起こしているんです。

それでは、皆さん今日も一緒にレガシーを掘りましょう!

谷口さん

昨年はお芋が枯れてしまい、収穫量が少なかったのですが、今年は期待できそうです。

畑の場所によっては少し土が硬いところもありますが、大人の方はスコップで土をほぐしながら、子どもたちには安全にお芋を掘らせてあげてくださいね。

それでは、どんどん掘っていきましょう。

自然の中で、穂谷の実りを体いっぱいに味わう一日となりました。

香りと笑顔に包まれた、穂谷の秋の収穫体験をレポートします!

【イベント概要】※終了しています
日時:2025年9月20日(土)10:00~12:00頃
場所:穂谷1丁目付近。※京阪バス「境橋」前集合(無料駐車場あり)
所要時間:約2時間
定員:抽選で60名
持ち物:軍手・スコップ
その他:参加費無料。ただし、収穫したさつまいもを持ち帰る場合には1㎏350円で買い取り

いざ、さつまいも掘り!家族で楽しむ秋の味覚狩り

「みてみてー!!!」
「おっきい!!!」
「出てきたよー!」

あちこちから子どもたちの元気な声が響きます。

畑の土は昨年よりも柔らかく、スコップを入れるたびに手応えがありました。

掘りやすいコンディションにも恵まれ、あっという間に大きなお芋が顔を出します。

子どもたちは、土の感触を楽しみながら一生懸命お芋を掘り進めます。

お芋を傷つけないように周りをそっと手で掘る子。

お父さんやお母さんと力を合わせて、土をかき出す子。

それぞれの家庭には小さなドラマがあり、笑い声と歓声が穂谷の畑いっぱいに広がりました。

今年は特に大きなお芋が多く、収穫量も豊作。

農家さんによると、今年のさつまいもたいやきはすべて鳴門金時で芋あんを作れるかもとのこと。

ひらガール

谷口さんをはじめとした農家さんが畑を回りながら、土をほぐしてくれたり、掘り方のコツを教えてくれるので、初めてでも安心。
「ここをちょっと掘ると出てくるよ」「お芋の頭が見えたね」そんな言葉に、子どもたちの表情もどんどん真剣になっていました!

ひらいろ編集部も参加!子どもたちの成長を感じる一日

今年もひらいろ編集部から家族で参加しました。

昨年は、畑に寝転がってばかりだった2歳の次男も、今年は小さな軍手をはめて本格参戦。

「よいしょ、よいしょ」と土をかけ分け、お兄ちゃんと並んでお芋を引っ張り上げる姿に、家族の成長をしみじみと感じました。

収穫後は持ち帰った鳴門金時で恒例のさつまいもの天ぷらを。

揚げたてのホクホク感とやさしい甘みが口いっぱいに広がり、秋の味わいを堪能しました。

ひらガール

掘る→食べるまでの一連の体験が、毎年家族にとってかけがえのない時間になっています。

掘ったお芋が枚方名物さついまいもたいやきに!地域みんなで育てるプロジェクト

今回収穫された鳴門金時は、例年通り「北條製餡所」(枚方市長尾家具町)で丁寧に加工され、なめらかなペースト状の芋あんへと生まれ変わります。
その後、「多田製菓」(同町)で生地と合わせられ、地元の味として人気の「枚方産さつまいもたいやき」に仕上がります。

※商品写真はイメージです

販売は、11月上旬ごろを予定。

今年は、枚方市観光案内所Syuku56や多田製菓直売店で販売される予定です。

この取り組みは、枚方市農業振興課・北野エースが協働で進める「枚方農産物プロジェクト」の一環。
収穫体験にとどまらず、「枚方名物をみんなで育てる」という想いのもと、市民がまちづくりの一員として参加できる取り組みです。

掘り起こしたお芋が、地域の名物に変わり、そしてその味が地元のお店に並ぶ――

その一連の流れを知ると、さつまいも掘りが地域をつなぐプロジェクトだということがより深く感じられます。

昨年は、市民のみなさんと一緒に多田製菓の工場を見学。
さつまいも餡がたい焼きの生地に包まれ、香ばしく焼き上がっていく様子を間近で見学することができました。
鉄板の上で次々と焼き上がるたい焼きから立ちのぼる甘い香りに、お腹が減ってしまいました。

そして、見学の最後にはできたてたいやきを試食!

ほくほくの芋あんの甘みと、生地の香ばしさが絶妙で、自分たちの掘ったお芋がこんなふうに変身するんだと感動の声があがっていました。

掘ったお芋がさつまいもたいやきになるまでの裏側ストーリを、ぜひあわせてご覧ください。

こうして完成した「枚方産さつまいもたいやき」は、枚方市観光案内所Syuku56多田製菓直売店にて販売されます。

地元で育った鳴門金時のやさしい甘さと、香ばしい生地は、まさに枚方の秋の味。

収穫体験に参加し方はもちろん、どんな味なんだろう?と気になった方も、ぜひお近くのお店で味わってみてください。

枚方の農業振興に参加しよう!ふるさと納税やイベント情報もチェック

枚方での農業体験を楽しもう!

穂谷・杉地区ではさつまいも掘りはもちろん、すももやホップ、キャッサバなど、季節ごとにさまざまな作物の収穫を楽しむことができます。

畑に足を踏み入れると、土の香り、風の音、作物の色づきなど、そのすべてが日常では味わえない特別な時間に変わります。

農家さんの手仕事を間近で感じ、食べ物が食卓に届くまでの物語を知れる貴重な機会です。

ふるさと納税でおいしい応援をしよう!

枚方市民以外の方は、ふるさと納税を通じて枚方を応援することができます。枚方市では、地元で育ったさつまいもを使った加工品や農産物を返礼品として用意。全国の方々から寄せられる寄付が、地域の農業やまちづくりを支える大きな力になっています。

ふるさと納税を活用することで、枚方の農家さんが丹精込めて育てた特産を味わいながら、あなたもこのまちの未来を一緒につくることができます。

ふるさと納税の詳細や返礼品情報は、公式サイトで確認できるので、ぜひチェックしてみてください。

3袋・寄附金額5,000円で、ふるさと納税サイト「さとふる」「ふるさとチョイス」で受付も近日開始予定です。
◯「さとふる」:https://www.satofull.jp/products/detail.php?product_id=1278012
◯「ふるさとチョイス」:https://www.furusato-tax.jp/product/detail/27210/5340484

さつまいも掘りの体験は、家族で自然と向き合い、食のありがたさを改めて感じられる大切な時間になりました。
子どもたちは、自分の手で収穫する達成感や、そのお芋を使って料理を楽しむこと・食べることが、特別な思い出になったと思います。

親にとっても、毎年恒例のこの収穫行事は、子どもたちの成長を間近で感じられる貴重なひとときです。

そして、地域プロジェクトの一員として参加したことで、枚方というまちの魅力や、人と自然のつながりをより深く感じる機会にもなりました。

今年も、多くの家族がさつまいも掘りを通じて、笑顔とともに秋の思い出をつくりました。
土に触れ、自然の恵みを味わい、自分の手で収穫したお芋を食べる。
その体験のすべてが、食べること・育てること・つながることの尊さを教えてくれます。

来年も、たくさんの笑顔が穂谷の次の秋へとつながっていくはず。

そしてこの秋は、11月より販売予定の「枚方産さつまいもたいやき」を、ぜひSyuku56で味わってみてください。
穂谷で掘られた鳴門金時のやさしい甘さが、秋の記憶としてあなたの心の中に残るでしょう。

※商品写真はイメージです

参考記事

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