「まとも書房」第二章、始動。
労働から自由になる書店「まとも書房」の二階改装プロジェクト

労働と消費に縛られた日常から一歩踏み出し、人と人がつながる場所へ。
大阪・枚方に誕生したシェア型書店「まとも書房」は、本を読むだけでなく、語り合い、表現し、共に過ごす集いの場として動き始めています。
さらなるアップデートを目指して、未改装の2階スペースを「ノーワーキングスペース」として自由と創造のコミュニティ空間に生まれ変わらせるプロジェクトが始動しました。
◇まとも書房・久保さんの想い
『シェア型書店「まとも書房」アップデートプロジェクト』の挑戦
「労働と消費だけで埋め尽くされてしまったこの世界に、もう一度、自由と創造と交流を取り戻したい」と語るのは、まとも書房店主の久保一真さん。
自身の適応障害の経験から「働くことがしんどい」と感じている人に向けた場所をつくろうと、2023年に枚方で「まとも書房」を立ち上げました。
ただの本屋ではなく、本棚をシェアする形式を取り入れ、誰もが自分のテーマで本を置ける、語れる、表現できる空間です。
イベント、対話、飲み会などあらゆる手段で「つながり」と「自由」を実践する、唯一無二の場となっています。
今回のアップデートでは、まだ手つかずだった2階部分を開放し、自由に過ごせる共有空間をつくろうとしています。
執筆、昼寝、雑談、何もしない……。何をしても、しなくてもいい場。
コンセプトはコワーキングスペースならぬ、「ノーワーキングスペース」。労働ではない、自由で自発的な創造や交流が育まれる居場所です。
しかし、これだけのスペースを改装するとなると、DIYで済ませるのだとしても多くの費用がかかります。畳の入れ替えやクーラーの設置、天井の張替え、設備の導入など。一階の開店でかなり資金を使ってしまった僕には、それだけの改装を賄う資金を持ち合わせていません。そこで今回、こうしてクラウドファンディングの仕組みを使い、皆さまからの支援を募ることとしました。
「まとも書房のクラファンサイト」より引用
「がんばらなくてもいい」「成果を求められない」「誰かといられる」空間を、一人ではなく、多くの人と一緒につくりたい。
それが、久保さんの願いであり、今回のクラウドファンディングの挑戦に込められた想いです。
◇支援して終わりじゃない
ここから一緒に育てていくリターン一覧
まとも書房のクラウドファンディングは、支援して終わりではなく、ここから一緒に育てていくプロジェクトです。
本を手に取ってくれる人、イベントに足を運んでくれる人、ただ応援の気持ちを送ってくれる人。さまざまな形で関わってくださる方々と場をシェアしていきたい。
そんな想いを込めて、下記のリターンをご用意しました。
【1】ただただ応援プラン(3,000円~)
【2】労働廃絶論プラン(4,000円~)
【3】14歳からのアンチワーク哲学プラン(5,000円~)
【4】ZINE『まとも書房ができるまで』(仮)(1万円~)
【5】二回オープン記念パーティへのご招待(2万円~)
【6】アンチワーク哲学者によるオンライン進路相談(5万円~)
【7】アンチワーク哲学講演会(20万円~)
※すべてのプランでZINE『まとも書房ができるまで』(仮)にお名前を記載させていただきます。
▼詳細は、クラウドファンディングページをご確認ください。▼
◇まとも書房店主・久保一真さんについて

久保一真(まとも書房店主)
適応障害をきっかけに、人間が自由に自発的に自分らしく社会に貢献できる社会のあり方を模索し始める。
主な著書に『14歳からのアンチワーク哲学』『働かない勇気』、訳書に『労働廃絶論』などがある。
2025年7月、大阪・枚方にシェア型書店「まとも書房」をオープン。
現在は、書店・出版社としての「まとも書房」や、ノーワークを掲げた空間づくりを通じて、労働のない社会の実現を模索をしている。
Instagram:@matomoshobo
まとも書房・久保一真さんのメッセージ
大阪府枚方市で7/13にオープンしたシェア型書店「まとも書房」の改装支援を募集! 一階は書店としてオープンしていますが、二階をさらなる自由、創造、交流の場として発展させていきたいと思います!
今回はプロダクションファンディング(All in)での挑戦になるため、もし目標金額未達となった場合でも不足分は自費とDIYで賄い、改装し、オープンします。リターンも必ずお届けしますので、ご安心ください。
◇クラウドファンディングの概要
インターネットを通して自分の活動や夢を発信することで、想いに共感した人や活動を応援したいと思ってくれる人から資金を募るしくみです。途上国支援や商品開発、自伝本の制作など幅広いプロジェクトが実施されています。
(READYFORより)
シェア型書店「まとも書房」は、まだまだ始まったばかりです。これからもっとたくさんの交流が生まれ、イキイキとしたみなさんの顔が見れると思うと、ワクワクが止まりません。
しかし、そのためにはみなさんの支援が必要です。正直にお伝えすると、大変な思いをして稼いだお金を支援していただくことには、心苦しい想いもあります。それでも、この支援が、労働に縛られない社会を生み出すために必要だと信じています。
少しでも応援したいと思ってくれた方は、ぜひ支援のほど、よろしくお願いします。
「シェア型書店「まとも書房」アップデートプロジェクト」クラウドファンディングサイトより引用