大阪ヘルスケアパビリオンにも採用されたヨシ素材の可能性を知る「考える ヨシ 循環経済の未来」開催〈10/8(水) @枚方市総合文化芸術センター〉

目次

\万博に採用されたヨシ素材/
文化と自然と未来のシンポジウム「考える ヨシ 循環経済の未来」開催

2025年10月8日(水)に、枚方市総合文化芸術センターにて、第2回となるシンポジウム「考える ヨシ 循環経済の未来」が開催されます。

一般社団法人ヨシオープンイノベーション協議会は、昔そうであったようにヨシを環境や暮らしや文化などから研鑽することを目的に設立されました。

例えば全国のヨシ原の中でも淀川水系最大のヨシ原「鵜殿ヨシ原」は、平安時代から雅楽の篳篥(ひちりき)のリードに使用されており水質浄化とともに日本の伝統文化を支えています。

地元の保存会やボランティア団体等がヨシを刈取り有効活用しながら、ヨシ原を守って来たのです。

また近年ではヨシを産業資材とした地場産業が衰退。地球温暖化の影響もあって、ヨシの生育が悪くなっています。そこで、当協議会では毎年ヨシの刈取りを実施。

そうした成果報告も兼ねて、協議会の活動を広く周知し、さらに輪を拡げていくために、昨年第一回のシンポジウムを開催し、好評を得ました。

今年も「ヨシの魅力」を発信して行きたいと思いますので、ご参加をお待ちしております。

(一般社団法人ヨシオープンイノベーション協議会より引用)

淀川に自生するヨシを活用して、地域の自然や日本の文化を守る仕組みを作ろうというプロジェクトがスタートし、枚方市・交野市をはじめとした様々な企業や大学、ボランティアによる研究や試作など、「ヨシ」の可能性とその取り組みに期待が高まっています。

2025大阪・関西万博の大阪ヘルスケアパビリオンでは、ヨシの性質とともに地元材料を活用することによる大阪らしさの発信目的を含めて、トイレの天井仕上材として、淀川河川敷に自生するヨシと紙おむつを原料とした紙管が使用されているのだそうです。

東畑建築事務所 大阪ヘルスケアパビリオンNest for Rebornより
ひらガール

このように十分に活用されず保全が困難だと言われている素材の可能性や挑戦について、もっと知ってもらえる機会となっています。

ぜひヨシから生まれる循環のお話を聞いてみませんか?

枚方市総合文化芸術センター

◇ スケジュール

【第一部】篳篥演奏会と交流会

篳篥演奏会と交流会(参加費2,000円 弁当付)
※第一部は有料となります。

【登壇者】
■篳篥演奏
深親 亮介氏 (篳篥奏者)

■「鵜殿のヨシについて」
小山 弘道氏(植物生態学研究者・協議会顧問)

■「鵜殿のヨシについて」
鈴木 治夫氏 (雅楽協議会 代表・協議会顧問)

【第二部】第二回ヨシのシンポジウム(参加費無料)

【登壇者】
■「魚の産卵場所としての琵琶湖ヨシ帯」
馬渕 浩司氏 (国立研究開発法人 国立環境研究所 琵琶湖分室 分室長)

■「ヨシ資源から創造する湿地都市プライド」
長谷川 隆氏 (特定非営利活動法人新潟水辺の会 理事 映像制作業 シング 代表)

■「世界初!ヨシを活用したファイバー舗装『よしラグ』」
勝又 洋氏 (大成建設株式会社 設計本部 建築設計第六部 一級建築士)

■「大阪ヘルスケアパビリオンにおけるヨシのインテリア」
武藤 優哉氏 (株式会社東畑建築事務所 設計室 技師 一級建築士 大阪府建築士会理事)

◇ 当日について・お問い合わせ

・受付開始は開始30分前を予定しております。
・第一部ご参加の方は受付にて現金でお支払いをお願いします。
・第二部のみご参加の方も出欠確認のため受付をお願いします。
・会場に無料の駐車場はございませんので、公共交通機関の利用をお勧めします。

【お問合せ】
一般社団法人ヨシオープンイノベーション協議会
事務局:yoshi@yoshi-open-innovation.org

◇ イベント概要・お申し込み

開催日:2025年10月8日(水)
時間:11:00~15:00
第一部 11:00~12:30(有料:税込2,000円※お弁当付)
第二部 13:00~15:00(無料)
会場:枚方市総合文化芸術センター1階ひらしんイベントホール

【お申し込みフォーム】
https://www.yoshi-open-innovation.org/symposium/

一般社団法人ヨシオープンイノベーション協議会
公式サイト:https://www.yoshi-open-innovation.org/

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